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12月7,8で八ヶ岳は真教寺尾根へ行って参りました。ワンさんは前日のジョウゴ沢からの継続でございます。 メンバー ワン 荒川 北見 (会2)、塩谷 かまちゃん 水樹(会1) 金曜日にあるものは松本から、あるものは茅野から、あるものは上田から各々清里へ集合。清里の町は物音ひとつせずまるで世紀末のよう。一同は快適な前夜伯にて翌日に備えるのであった。 1日目 6:15 清里駅出発 7:30 美しの森展望台 8:25 賽の河原 9:40 牛首山 10:30 2350付近T・S 朝一忘れ物発覚、火器一台しかない事件。だけど水たくさん持っていくので問題は無しと判断。最悪メタでも湯は沸く、米は炊ける(経験上)。湯を沸かしていざ出発。朝の清里は清々しい。そして、富士山が近い。 だらだら文句を言いつつ真教寺尾根へと向かう。近づく八ヶ岳は予想通り黒く、岩肌をむき出しにしている。雪化粧にはまだ早すぎた。そして、全く無駄であろうワカンやスコップたちを恨む。展望台では自然派カップルが朝の散歩をしていた。うらやましい。 展望台からの景色 真教寺尾根下部はなるーい樹林帯の尾根で視界が悪ければ迷いそう。そしてまとまった積雪があればラッセルも楽しそう。ただ残念なことに今回のそれはまだ秋山の風景であった。 賽の河原で冷たい焼き芋を食う魔人シオガイ 冷たい芋はうまくねぇだろ! そういえばここら辺でワンさん膝が痛くなる事件発生。どうやら前日の落石が効いていたみたい。膝の皿が割れたとかさんざんわめいていらっしゃたけれども診断はただの打撲。河童にしろ、膝にしろ皿は弱点だけど案外強い。ちなみに河童に相撲を挑まれた時は土俵に入りまずお辞儀すること。したらば。礼儀正しい律儀な河童先生はお辞儀し返してくれて自ずと皿の水をこぼされてへろへろになられます。豆知識☆ その後は特に何もなく幕営予定地へ。時計の針ははまだ10時を少し回ったところ。こなまま行けば確実に赤岳には13時前には着けるけれども目的は縦走なので大人しく幕営開始。かなり快適なテンバでだらだらする。ち○この話をしたかと思えば真面目な山の話もする。そして過ぎない時間に驚愕し一同昼寝、おやすみなさい。 本日のご飯は水樹チョイスの回鍋肉。中々に美味なり。そして、美とは興奮の対象であり崇高なものであるというなんともアカデミックな考え方もあると知る。つまりは芸術家は芸術に、自分に酔い興奮しているということか。まぁ、山も似たようなもんだとも思う。夜は長い 2日目 無風快晴 6:30 発 8:00 鎖場1号 9:00 上部岸壁直下 9:45 赤岳山頂 10:30 出発 11:45 行者小屋 15:10 八ヶ岳山荘 この日は無風快晴。眼下に雲海が広がり、雲海から世界遺産が顔をのぞかしている。富士山は美しいが仲間外れの独立峰、寂しいだろうな。南アも中アもうっすら雪化粧が美しい。1ピッチ歩きアイゼン装着。 最初の鎖場は傾斜がキツイ。どうってことないが落ちればフェイタルなダメージをうけるに違いないし、1年にとっては初めてのアイゼン岩場実践なので二人目からザイルを出す。 上部岸壁前にて。9合目の看板、稜線は近い。 岩場が続くが鎖が出ているので難しくはない。これが吹き溜まりの影響で鎖が全部埋まるようであったら雪崩の心配もあるしスノーバーも必要かなと思う。傾斜が強いからなかなか埋まりそうもないけれども。 分岐から10分程で赤岳山頂。本当に今日は八ヶ岳らしからぬ無風具合。ヤッケすら必要ない。西壁や阿弥陀の稜の概念を説明しつつゆっくり過ごす。やはり人は多い。 山頂での写真 これ結構お気に入り みずきちのキメポーズもいい もう一枚 そして、決断。現時点での時間とワンさんのひざの具合から考えて縦走は無理と判断。地蔵尾根から下ることにする。縦走を楽しみにしていた1年生ズ申し訳ない。体も吹き飛ぶようなバットコンデションの時にでもリベンジしようではないか! 赤岳はこの角度がかっこいい。主稜を登ってきたパーティー発見。1月にでもまた来ようぞ。 順調に下り行者小屋へ。ここでワンさん緊張の糸がほぐれたのか膝が今にもまして痛み出す。そして、早稲田のみなさまと遭遇。早稲田のみなさまとは色々なところでお会いする。是非一度松本にて交流会でもしたいものだ。 あとは下るだけ。下るだけ?一名下れないやつがいたけど杖を両手になんとか下山。八ヶ岳山荘でお風呂に入り帰路に就く。 初めての八ヶ岳の向こう側は雪があれば楽しそうな予感。旭、赤岳東稜や天狗尾根のバリエーションも2月あたりの雪があればかなり奮闘的なクライミングになるだろうし是非行ってみたい。そして各西壁もアイスから継続したいな。なにはともあれ今回の山行は雪、風どこへやらでぬるま湯だったけどたまにはこういうのもいいんじゃないかと思った。ビバ八ヶ岳!! #
by arayo_arayo
| 2013-12-10 23:52
| 積雪期個人山行
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あらよ!ワンさんこと松田です。 12月に入り冬山もぼちぼち解禁ですね! 北アのように雪にまみれ雪に奮闘する山行も好きですが、個人的には冬も沢が好きです。と、いうことで八ヶ岳へICEに行ってきました。ICEがSACから遠のき早数年・・・。昨年、見よう見まねで始めたICE、今年こそはSACに根付くように頑張ります!今回は2本立てです。 12月1~2日 広河原沢 右俣周辺 松田(会2) 土田(OB) BOXから下道1.5hで船山十字路。林道は工事で去年よりよくなってきている印象。ただ、12月末までは通行止めっぽい。工事の合間でラッキー 1日目 8:25船山十字路発 9:10二俣 11:20ムトウ返し 12:45クリスマスルンゼ周辺 13:05ポストクリスマスルンゼ Climb On 14:45取りつき 15:05クリスマスルンゼ Climb On 16:45二俣へ下降開始 18:30二俣 昨年さんざん迷った林道を45分で二俣へ、ここでテントを張り武藤返しの滝へ。 クリスマスルンゼ全様。こっちも混んでんじゃねえか! と、いうことで反対のポストクリスマスルンゼを登ることにする。こちら傾斜はゆるくて簡単だけど下降に使えそうな木がない。と、いうわけで人生初のアバラコフ!アバラコフというのは2本のスクリューであけた穴にスリングを通して懸垂の支点にするというもの。お勉強はしてるけど一発目本チャン(笑)衝撃荷重をかけてもビクともせずアバラコフ2発で下降終了。登るのより下降に時間がかかった 下降後、人のいなくなったクリスマスルンゼ下部で遊び二俣へ帰還。 2日目 5:30発 8:00武藤返しClimb On 11:00クリスマスルンゼClimb On 13:30二俣へ下降開始 14:30二俣発 15:00船山十字路 16:30松本 本来なら3ルンゼを南陵へ抜ける予定も昨日あまり練習できなかった不安から今日も右股で遊ぶことに決定。さっそく武藤返しの滝へ。今日は月曜日誰もいない。貸切状態、僕らだけのICE WORLD トップロープを張り登りまくる!色んなラインを2~3本連続して登る!なんかわかってきたぞ!というわけでクリスマスルンゼへ移動 朝一からそこそこ登ったので13時過ぎに下降開始。懸垂もスムーズにこなしワンさんは16時半からの研究室のセミナーへ間に合わすべく急いで下山。この日のセミナーは11時まであってなかなかでございました。 広河原沢で学んだこと ・スクリューはきちんと設置すれば頼れる。 ・アバラコフも同様頼れる。 ・足置きは踵を下げちゃうかバレエ立ちがいい。 ・ハイステップは楽。 ・手、手、足、足、にょい~んのリズムが重要。 ・休日は渋滞、平日は学生のパラダイス! 12月6日 ジョウゴ沢 松田、小林(会2) さて、続きましては金曜日暇な二人組でジョウゴ沢へ行ってきました。 9:00 赤岳山荘 10:30 ジョウゴ沢出合 11:20 F2 12:30 左ルンゼ Climb on 14:00 同ルート下降開始 15:30 下降終了 16:00 ジョウゴ沢出合 17:45 赤岳山荘 雪も全然なくワゴンRちゃんで赤岳山荘まで。2DWではオフロードはしんどいです。 赤岳鉱泉から硫黄岳への登山道の3本目の沢がジョウゴ沢。踏み跡ばっちりです。 F2は真ん中を直登すればかぶり気味で楽しいかも。その他色々ラインはとれるので人の少ない日にはTPを張って遊ぶのにいいかもしれません。尚、右岸にはゆるい沢が入っていてビギナーのリードの練習にはいい感じそうでした。上部は傾斜もありTPにいいかも F3を越え右俣を見送ると渓相は急変わりゴルジュ帯に。なんか世界が違ってかっこいい! 1本とった後、左のルンゼへ。本によると左ルンゼは急で5つ程の滝から成りⅣ級程度のアイスクライミングを楽しめるとある。と、いうわけで左ルンゼへ。 実際、左ルンゼは所々短い80~90°の滝がでてきて楽しく快適!若干落石は多いけど。 3ピッチザイルを出して滝がなくなるところまで詰めて遡行終了。立木やアバラコフで懸垂3ピッチと歩きで左ルンゼ取りつきへ。1本とり急いで下山。 途中ヘッデンを出し17:45下山。充実してた1日でした。 今回はTPでゲレンデアイスで練習しようと思っていたけど結局は遡行スタイルに。でも、小林はこの遡行、アルパインスタイルを気に入った模様。ワンさんも、沢は夏同様山の弱点をついたラインであるし、これは山頂を踏むためのアルパインクライミングのための1つの手段だと思っています。 日本でアルパインアイスと言ったら黄連谷や岳沢などなど。今は確実なアイス技術の基礎を固め、来年以降そのようなルートに挑戦していこうという所存でございます。 そして、その布石に1月には裏同心、大同心のルンゼから小同心を繋げてみたり、広河原3ルンゼにリベンジしてみたり、中アの木曽側に行ってみたりしようと思っています。よろしくお願いします。 おまけ 翌日の真教寺尾根への荷物を詰め込み膨らむガッシャー。強そうです #
by arayo_arayo
| 2013-12-10 12:09
| クライミング(フリー/アルパイン/アイス
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