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あらよ 会2かわちこ~すけです。 メガネ変えました。どうでもいいけど 3/11から16日までの間に横尾尾根を登ってきました。その報告です。 メンバー 原田さん(会4) 坂井、河内(会2) 内藤、柴野(会1) Day1 釜トンネル~上高地~横尾 この日はただの歩荷日。30㎏後半くらいの荷物を担ぎ黙々と歩く。数パーティーと遭遇したが蝶ヶ岳へ向かうパーティーが唯一の登山者くらいで後は上高地散策のようで横尾尾根貸切が期待できた。 Day2 横尾~P2~P3~3.4のコル 横尾尾根の始まり。連日の安定した気候から谷を詰めても大丈夫と判断しP2へつづく谷を行く。 P2を登り、P3への登りで1pFIXを張った。(河内リード)支点は主に木でとり、終了点も太い木でとった。P3を過ぎてからの下りで1回、1年生のために3.4のコルへつづく細いリッジが始まる所まで懸垂をした。 ある程度、慣れた人ならフリーで下れる。細いリッジは1pFIX(坂井リード)と1回懸垂を用いて通過した。支点は木とスノーバーでとった。終了点も這松。 Day3 3.4のコル~P4~P5~P6 前日の夜から雪が降ったために膝上程度のラッセルから始まるが、P4への登りになると角度が急になるためにそれほど雪は付いてはいない。適度な雪が付いたために全てフリーで行くことができた。しかし、P4手前からは雪壁になり頭上を除雪、ラッセルし登る羽目になる。しかも、連日の好天からの前日の降雪のため、雪崩の条件が重なり、刺したピッケルが原因で小規模の表層雪崩が起きたりとあまり心地よくない登りとなった。 涸沢側からは何度もゴーッと雪崩の音が聞こえ、下山後にはこの日に乗鞍岳で雪崩の事故もあったらしく、行動するには少しリスクがあった。 P4を抜けてからはただ緩やかな登りをひたすらラッセルするだけ。 Day4 P6~横尾の歯~P7 今山行の核心、横尾の歯通過日である。記録だとP7、P8間にあったり登山体系もこの標記になっているが多分P6、P7間で間違いないのではと思う。横尾の歯では2Pロープを出し、ピッチ間に1回懸垂した。(河内リード)。 1P目はリッジ沿いに登っていき懸垂かナイフリッジを下るかの選択を迫られる小ピークで切った。支点は木とカム#0.75、ロープの流れのためにスノーバーを用いた。 2P目の開始点は木をバックアップにカムとナッツを用いてハンギングビレイの形にして、中間は何故か個装で1つだけ持っているトライカムとカム#0.75、ピナクルを用いた。終了点もピナクル。 Day5 P7~P8~天狗のコル~中岳~大喰岳~肩の小屋⇔槍ヶ岳 メインディッシュである槍ヶ岳に登る日。山行初めてのヘッデン行動から始まり、P8の登りで1回だけ1年生の確保のためロープを出した。 これ以降、ロープはただの重りと化す。特に悪場があるわけでもなく順調に高度を稼ぎ、昼過ぎには肩の小屋に着いた。 30分ほど休憩や準備をしたのち槍ヶ岳へのアタック開始。薄っすらとトレースがあり、参考にしながら登っていき30分ほどで着いた。 僕はせっかくのチャンスのため下り専用から梯子を上がってみた。特に目新しさはなかったが…。 Day6 肩の小屋~(中崎尾根)~槍平~新穂高温泉 下山日!!朝、槍ヶ岳を拝みつつ、千丈乗越へ向かう。 千丈乗越から先はナイフリッジとクライムダウンで慎重に進んだのち、雪質も安定していたため適当な尾根から飛騨沢へ下りて、槍平に8:20くらいに着いた。 ![]() 下りた尾根から見える雪崩跡 ![]() 滝谷手前の雪崩跡。Avalancheーーーーー!! ![]() 感想 終始、好天のため非常にちょろい山行になってしまったがルーファイやFIX、天場の判断などを2年生主体で決断するという経験をした。この経験は3年生になる準備として大きな糧になったと感じる。また、雪崩を実際に見たりと雪質と雪崩の関係を肌で感じることができたことも良かった。 最後に朝、肩の小屋で槍ヶ岳を見て下山して、飯食って風呂入って夜は長野市の家で寝てることに信州大学の立地の完璧具合を身に染みて感じる。もしこれを読んでる山好き受験生がいるなら信州大学はオススメ。信州大学山岳会館で待ってるで おわり こ~すけ
by arayo_arayo
| 2021-03-18 14:10
| 積雪期個人山行
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