遠見尾根～再び～

初めましてあらよ。

会1の森といいます。

明けましておめでとうございます。

明けました2021。コロナも蘇りだした2021。

そんな中で合宿ができない冬休み。しかし決してサボっていた訳ではありません。

年を遡り2020年12月26・27日。

一泊二日と例年に比べてかなり短いながらも、遠見尾根に山行へ行ってました。

メンバーは

会4　杉本さん、今井さん

会2　坂井さん、こうすけさん

会1　柴野、坂本、内藤、森

1日目

9：30　テレキャビンアルプス平駅

13：10　小遠見

14：10　小遠見と中遠見のコル

この日は一日中曇りでどんよりとした一日でした。

積雪の深さとしては膝上時々腰ラッセルといった感じで、平日にドカったのであろう新雪に苦戦を強いられます。

おかげで先輩のを含めても1日目の写真が一枚もない…

目標は大遠見を越えた2172ピーク付近だったのですが、出発が遅かったのもあり、小遠見と中遠見のコルをテン場としました。

2日目

5：30　起床

6：40　出発

7：10　中遠見

10：00　西遠見

11：00　弱層テスト及び雪洞作り終了、撤退開始

12：30　中遠見

12：40　テント撤収開始

13：20　出発

13：30　小遠見

14：20　テレキャビンアルプス平駅

この日は朝は曇っていたものの、次第に快晴となり、爽快な山行を楽しめた。

思えば冬山が始まってからまともに晴れたのはこの日が初めてかもしれない。

ラッセル中の坂井さんとMr.赤旗こと柴野。

ひたすらにラッセルを進めていく。

元気な赤旗男と疲れの見える内藤。

西遠見に到着していい笑顔のこうすけさんと柴野。（なぜか写真が赤いなんてことはないですッ）

めっちゃいい笑顔の今井さん。（写真撮るの絶望的に下手くそとか知らない）

計画上はこの後白山まで進む予定だったが、西遠見から白山斜面に亀裂が入っているのが見え、平日のドカ新雪のことも併せて考えると雪崩の危険が高いということで撤退決定。

ただ撤退するだけではもったいないということで弱層テストと雪洞作りの練習をしました。

雪が白すぎてよくわからないけどミニ雪洞の中に入っているこうすけさんと柴野。

下りは自分達がつけたトレースをただひたすら戻る簡単なお仕事。

天と地ほどのテンションの差を感じるこうすけさん（上写真ワカンの人）と内藤（下写真顔が死んでる人）。

自分達がつけたトレースが延々と伸びている様には何か感慨深いものを感じました…。

実は11月の下旬にも雪上訓練で来ていた遠見尾根。

今年度のコロナ禍で新人合宿が例年通り行われなかった自分達の代は、そこで初めてキックステップを学び、あまりの実力不足と雪山に対する恐怖に打ちひしがれた場所でした。

しかし今回の、一ヶ月後に再び訪れた遠見尾根は、雪山の美しさと楽しさを教えてくれた場所となりました。

2020年はあらゆる面でイレギュラーなことが多発し、山岳会もその例外ではありませんでしたが、2021年はそうならないように祈るばかりです。

自分達は例年に比べ未完成な部分の多い代かもしれませんが、山岳会の伝えてきたことを来年の一年生にも伝えられるようにがんばります。

終わり

（なんか被写体が偏ってることに関しては写真写りの問題であって悪意はないですゆるしてください）