赤石沢！！！一泊2日の大冒険

あらよ、こんにちわ。こやまです。

５年生になりました、そうそれは人生の夏休み

ということでいつかのリベンジである赤石沢に行ってきました

メンバー

小山（会５）

塩谷（OB）

2019・7/23-24

7/23

8：45　入渓

11：50　取水堰堤

12：30　なんかスゲー滝

18：30　高巻き

20：00　水線復帰

20：15　テンバ

7/24

6：30　行動開始

10：40　百閒洞山の家

13：00　赤石岳

14：30　赤石小屋

16：30　椹島

2年前のリベンジである赤石沢にやってきた。あのときは増水で1時間もしないうちに踵を返したわけだが、それでは終われないのが沢屋であろう。今回もメンバーはこの男そう、塩谷さんである。もはや現役の中では都市伝説と化している人物である。そしてSACのオフィシャル髭男ことこやまのコンビです松本から車をとばすこと5時間ちょっと。バスに乗って1時間ちょっと。やっと椹島に到着した。天気は抜群に晴れている、サイコーだ！この大きな看板から沢に下り入渓となる。天気がいいと最高に気持ちがいい沢登り。現れた最初の難関である。ここは右岸側からへつり水線を突破した。塩谷さんは一発で超えていったが私は何度も流され、流れに飲まれ、心を折られ、ロープで確保され、なんとか突破した次第でござる。赤石沢はおもしろい。なんかちょっときつめのボルダーをずっとやっているような感覚だった。久しぶりの沢に全身の筋肉が喜びのドーパミン大放出祭りだった。気が付くと堰堤登場。

今回の遡行は二人ともトポを持っていなかった、これは忘れたわけではなく単純に遡行の楽しみを高めるためのものであった。なので、どの滝がなんの滝なのかはよくわかりません。そしてこれはデブの滝、いやデブの門。ここは水線沿いではなく中央の巨石の右側の暗くなったところに入り込んでから這い上がる内側からはこう

なかには垂れ下がるスリングが何本も見えるがいかんせん真っ暗で信用ならない。ここは塩谷さんがカムをきめ空身で上がっていく。ザックを引き上げ突破。この内側から這い上がるときが難所で、かなり狭い。人ひとりがほんとにギリギリ。ここでいったい何人のデブが涙を飲んだのだろうかと思いを馳せながら超えていくその後もスケールの大きな滝がいくつもあったりしていい感じだった。

調子よく遡行をしていた我々だが、事件発生である。1800ｍ付近の滝→ゴルジュなところで高巻きを試みたのだがこれがすんなりいかずここでドハマり。2時間以上かけてゴルジュの終わりあたりに復帰したわけだがあたりはもう真っ暗、これが深淵か、、とつぶやきながら今日のビバーク地点を探す。焚火をガンギメし、就寝。はい、起床。2日目。獅子沢、裏赤石沢を越えていくと沢は狭く急になっていく。ゴリゴリと高度を上げるこれが最後の滝である。30m以上の大滝である。ここは左岸を巻いて超える。

ここからはイージーモードですぐに百閒洞山の家に到着。遡行終了！！山小屋の沢ガールおねいさんと談笑をかまし、赤石岳を目指す。

赤石岳についてからはもう下山である。ここから一気に椹島まで下る。

まさかの１拍2日の赤石沢であった。最後の30分の下りは超しんどかった、意識飛ぶかと思った。いや、塩谷さんは元気だったけど、、、。