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あらよ!会2になりたてほやほやの竹田です。 遅くなりましたが、昨年度の2月24日~3月13日の18日間で行った南アルプス北上縦走の報告をいたします。かなりながーいブログですが、ご容赦下さい。 <山行概要> 日程:2019年 2月24日~3月13日(18日間) メンバー:高井さん(会3)/虎之介さん(会2)/藤曲、竹田(会1) ※カッコ内の学年は本山行が行われた当時の学年。行動記録中のカッコ内も同じ。 山域:南アルプス ルート概要:池口岳登山口~光岳~聖岳~赤石岳~悪沢岳ピストン~三伏峠~塩見岳~間ノ岳~北岳~夜叉神峠登山口 ※2月の初めに、三伏峠小屋に後半5日分の食料の荷揚げを行った。初日は前半実動10日分+予備5日分の食料を背負って入山。 <行動記録> 1日目 2月24日 08:35 池口登山口発~11:45 黒薙~13:15 Co.1910m付近T.S. 登山口まで士門さんに送っていただく。士門さん、ありがとうございました! 縦走初日ということで、パンパンに肥大化したガッシャーを担いで入山。重さは40㎏ないくらいだったかな。しっかり晴れてくれていいスタートだ! ![]() ![]() 尾根上に十分な雪があるか心配されたため水も一人2L担いで入山したが、途中から薄い積雪となり、テン場に着くころには水を作るのに十分な雪があった。途中の薄い積雪は中途半端に凍っていて尾根が切れている個所では慎重を要した。Co.1910m付近でテン場とする。 2日目 2月25日 06:15 発~08:55 ジャンクション~12:30 加加森山T.S. 今日もばっちり晴れている。昨日よりも重たく感じるガッシャーを背負い、出発。ジャンクションに向かう途中、一か所っ地面が凍結しており岩と氷と根っこのミックスをクライムダウンで下りたが少々緊張した。ジャンクションまではトレースがあったが、以降はラッセル。加加森山は秒で着くだろうと思っていたが意外と長く、ズボリに悩まされた。加加森山山頂は樹林に囲まれており、眺望はなし。ってか加加ってなんだよ。 3日目 2月26日 07:15 発~11:50 光岳~12:15 光岳小屋 今日も晴れております。あれ?全然ガッシャーの重さ変わってなくね?と感じてしまうが、その感覚に弱さが顕著に表れているか、、。この日は基本的にモナカ雪で、「下山したらモナカ食おうぜ」などと好き勝手言ってた。 ![]() ![]() ![]() ![]() 4日目 2月27日 05:45 発~08:15 易老岳~09:50 喜望峰(仁田岳との分岐)~10:25 仁田池付近T.S. 朝一は太陽が出ていたが、その後すぐに高曇り、いつもより寒い。でもおかげでズボリも少なくアイゼンでサクサク進む。 ![]() 5日目 2月28日 06:15 発~06:45 茶臼岳~08:25 上河内岳~10:55 聖平小屋 朝からやや強い風雪。前半4日連続で晴れていたがついに崩れる。上河内岳の稜線では雪が吹き付け、若干のホワイトアウト。聖平小屋に向かう稜線をいったんスルーしてしまったがすぐに気づき復帰する。その後も視界が利かず地形図とにらめっこしながら進む。鬼のルーファイで無事に聖平小屋に到着。小屋に着くころには湿っぽい降雪やズボリで服が濡れ濡れで参った。 05:20 発~07:50 小聖岳~09:40 聖岳~11:00 兎岳のコル~13:05 兎岳避難小屋前T.S. 南ア縦走の本格的な幕開けは快晴、見上げれば空の月星がまぶしい。雲海の朝焼けが美しかった。 聖平小屋から聖岳までは疲れをためないように、汗をかかないように、ゆっくり着実に高度を上げていく。ラッセルと激しくない藪をこなし、小聖へ。聖岳の下り及び兎岳の登りでロープが出ることを予想し、小聖でハーネスを装着。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 7日目 3月2日 06:20 発~06:35 兎岳~07:15 小兎岳~08:15 中盛丸山~08:55 大沢岳~10:55 百閒平~13:15 赤石岳避難小屋 風も弱く、雲一つないドピーカン。朝一で兎岳頂上までサクッと登る。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 暴風雪とホワイトアウトのため沈殿。フジマガリと指スマに興じる。 9日目 3月4日 06:35 発~06:40 赤石岳~08:55 大聖寺平~10:55 Co.2900m付近T.S. この日もホワイトアウトだが、風が弱かったので動く。小赤石の稜線は小規模だが雪庇が発達しており注意が要った。視界が悪く、大聖寺平への下りでルーファイにてこずり別の尾根を下ってしまった。復帰後、前岳への登りは夏道斜面ではなく稜線にルートをとることに。ホワイトアウトの中斜面を延々とトラバース・登高するのはリスキーだと判断し、また赤石の山頂から前岳への稜線をしっかり見ていたこともあり、少し悪そうだが稜線を行くことに決めた。 この日はできれば中岳避難小屋まで行ってしまいたかったが、雪がかなり湿っぽく全員濡れ濡れ&風びゅーびゅーの状況で、時間がかかりそうな上部岩稜へ突っ込むのはマズイと判断し、Co.2900m付近の平らなところで慌ただしくテントに逃げ込む。南ア縦走の中で、最も命の危機を感じたシーンだった。 ![]()
by arayo_arayo
| 2019-04-30 18:17
| 積雪期個人山行
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