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あらよ. もうすぐ卒業の会4大槻です. 今回は中ア山行の報告です. 中アといえば1年生の7月,先輩と同期と雨の中3日間歩いた記憶がありますが, 今回は天候に恵まれ4日で行程を通してきました. 以下記録です. 日程:2018/2/25~28 メンバー:会4)L大槻,山下 会3)小山 会1)杉本,原田 行程:1日目:上松Aコース登山口~7合半 2日目:7合半~宝剣山荘 3日目:宝剣山荘~木曽殿山荘 4日目:木曽殿山荘~伊奈川ダム 記録: 1日目(高曇り) 7:20登山口発7:45敬神ノ滝小屋10:20金懸小屋13:15 7合半少し先T.S. 2日目(快晴) 5:30起床7:00出発9:40玉ノ窪小屋10:25木曽駒ヶ岳11:05宝剣山荘T.S. 3日目(快晴・風) 4:45起床6:10出発8:50宝剣岳先11:20檜尾岳13:00熊沢岳14:40木曽殿山荘T.S. 4日目(高曇り・微風) 4:15起床5:30出発6:45第1ピーク7:20空木岳11:15仙涯嶺12:15越百山13:00越百避難小屋15:45伊奈川ダム登山口17:30林道電波圏内 1日目 5:00にBOXに集合し出発.登山口から砂防堰堤の横を抜け敬神ノ滝小屋へ.敬神ノ滝小屋からはしばらく沢状を進む.金懸小屋手前のトラバースが埋まっていて急傾斜の沢地形となっていたが,雪が柔らかかったためツボ足でトレースをつくり通過.金懸小屋は1・2階ともにテント数張りは張れそうな広さで,布団もあった.ネット上の記録では7合目近くに広い台地があると写真付きで載っていたが,よく分からず結局7合半の標柱から少し進んだ樹林帯の中にテントを張った. ![]() 砂防公園をゆく ![]() テン場(翌日朝) 2日目この日は,宝剣越えを前に短めの行程.森林限界を越えて木曽前岳の直下の急登に差し掛かるあたりでワカンをアイゼンに付け替えた.木曽駒山頂からは南ア・八ツ・御嶽・乗鞍・北アがよく見える天気.昨年の記録を参考に天狗荘か宝剣山荘の軒下にテントを張りたかったが,雪で埋まっていたため宝剣山荘の前に張った. ![]() 森林限界から木曽前岳 ![]() ![]() 山頂でくつろぐ(?)小山と杉本 ![]() ![]() 2日目のテン場.通り道だったらしく数人の登山者がテント横を通過していった 3日目 宝剣への登りはロープこそ出さなかったが,鎖場の狭いバンドの鎖FIX通過やちょっとした雪壁の乗越に神経を使った.山頂からは,10mほど下ったところからトンネル(夏道の岩くぐりポイント)の下の緩傾斜地まで30mほど懸垂下降した.懸垂点から少し千畳敷側に下ると夏道のマーキングと鎖があり,先行した山下はそちらから下ったが,かなり怖いとのことだったので懸垂下降を決定.岩の形状的に懸垂支点をつくりづらく,やや時間を食った(結局微妙な花崗岩に捨てスリングをかけた). ![]() 懸垂した斜面.上の方の岩場は夏道通りに行こうとするとかなり怖いらしい. 宝剣の先,三ノ沢岳分岐手前のナイフリッジの鎖場は,小山リードでFIXを張った.主に鎖場のボルトなどを利用したが,支点の1つはスノーバーによって構築した. ![]() 三ノ沢岳分岐以降は熊沢岳への登りの途中でワンポイントのハシゴ場の通過があった以外には特に悪場はなかったが,うっすら出ている夏道の大部分がモナカ雪に覆われていたために歩きづらく余分に体力を消耗した.東川岳から木曽殿山荘へは急斜面の下りであった. ![]() 灰色の屋根の平屋が冬期小屋.伊那側の雪の斜面上にカモシカがいたらしいがズボってるうちに見逃したorz 木曽殿山荘の冬期小屋内部の造りはコの字型に2段になっており,モンテンを張れる広さがなかった(ソロテンならギリギリいける)ため,奥の2段目に全員集合し,ツェルトで仕切りをつくることによって保温を試みた. ![]() 保温効果があったのかどうかはよく分からない… 4日目 木曽殿山荘から第1ピーク(空木山頂手前の小ピーク)まではほぼ単調な登りで,1ピッチ程度でほぼ300m登ることができた.第1ピークから小コルを経て再び登るが,ここでは夏道のマーキングに従うよりも巨岩の間をぬって稜通しに行った方が急斜面のカニ歩きなどを最小限に出来て安全かつ素早く抜けられるだろう. ![]() 前日の写真.一番高い所が山頂ではなく第1ピーク ![]() 空木岳にて 空木からは赤梛・南駒と特に悪場はない.南駒の先は主に木曽側の岩場ではなく伊那側の雪面から下ることになる(地形図上2750mあたり)が,1か所雪崩地形があり,雪崩の破断面に雪がついたような見た目になっていた.我々は伊那側の小支尾根を5mほど下ってからその雪崩地形部分をトラバースし再び主稜線に復帰したが,積雪の状態によっては急傾斜ではあるが稜線上に疎に生えたダケカンバをつなぐように下った方がよいだろう. 2628mコルからは,仙涯嶺に向かって主稜線上に巨岩の岩峰が連なっており,夏道通しに木曽側から巻きつつ登った.途中しばしばカニ歩きを強いられた.夏道が南東方向に折れる手前は広い雪のバンドとなっており登りやすいが,折れるところが急傾斜の狭いバンドとなっており,ふたたびFIXロープを設置した.ここは北ア八峰キレット南側のような場所で,夏道が折れた後はふたたび鎖・トラロープの設置されたバンドになり,バンドを登っていくとそのまま主稜線上のコルまでたどり着く.コルからは夏道沿いに容易に仙涯嶺に至り,そのまま越百山へと下った.越百山への稜線では,夏道は例によってモナカ雪だが,通常であれば選ばない風下側の雪上の方が歩きやすいことに気付き,雪庇に注意しながらそちらを進んだ.(文字ばっかりでごめんなさい) ![]() 越百山から仙涯嶺を振り返る.左の2628mコルから仙涯嶺へは遠くから見ても悪そう ![]() 小屋はほぼ埋まっていた 越百山からは30分程度で越百避難小屋へ下った.雪は固めだが沈む疲れる雪であった.越百小屋下の2435mピーク(福栃山)の通過は,トレースに従って進んだところ直登しているようであったため,夏道に近い北側からの巻きルートに途中から変更した.なぜかトレースが錯綜しており,ガスっていたら迷い尾根に入っていたかもしれない.そこから先はシリセード祭りで一気に標高を下げ,2ピッチ半弱で登山口に到着した.登山口から駐車場(空木方面への林道分岐地点)まで25分,そこからダムまで20分ほどで着くが,そこからdocomoの電波が入る地点(ダムから下って2つ目のトンネル手前)まで40分近く歩いた.恐らくdocomoなら越百山あたりでも入りそうなので,下る前にタクシーを呼んでおいた方が寒い中待たなくてもよいかもしれない. ![]() 伊奈川ダム湖面はさながら流氷のよう? ![]() 寄○獣のミ○ーみたいな氷 4日目の稜線上の肝心なところの写真を全然とっていなかった…(TΔT) 久々の山行だったのでふくらはぎの筋肉痛が3日くらい続いた… が,卒業前に晴れの中アを縦走出来てラッキーだった. それにしても,このブログは書く人間によって中身のがらりと変わる気まぐれブログだなーと最近の投稿を読んでいて思いました(笑) これもSACらしさというやつなのでしょーか???
by arayo_arayo
| 2018-03-06 16:28
| 積雪期個人山行
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