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谷川岳 一ノ倉沢 一ノ沢右壁左方ルンゼ 2018年2月24日 塩谷(会5) 杉原 はじめて一ノ倉の岩壁を目にしたのは幼稚園児の頃だったらしいが、川で遊んだのと、ミヤマクワガタがいたことしか覚えていない。月日は流れコンスタントに登山をするようになった小学校高学年のとき、確か梅雨だったろうか、霧を身にまとい威圧的に屹立した岩壁を見上げたとき、身の毛がよだつ思いがした。 大学に入って本格的な登山を始めてからは、夏と冬を含めて何度か一ノ倉の計画を出したが、ことごとく中止となり、その度に谷川への憧れは募っていった。そして、ついに一ノ倉に足を踏み入れる機会が訪れた。 3:45 ベースプラザ〜4:50-5:10 一ノ倉沢出合〜6:45-7:00 左方ルンゼ取付〜9:30 F5下〜11:10 中間稜〜12:40 一ノ沢〜13:05 一ノ倉沢出合〜14:10 ベースプラザ 仕事を終え、北杜から高崎に向かい、実家で前泊。しかし、興奮と緊張でなかなか寝付けず、日付が変わる頃に国道17号を水上へ。3時にベースプラザ1Fで杉原さんと落ち合い、一ノ倉沢出合まで林道を行く。 徐々にあたりは明るくなり、黒々とした威圧的な岩壁が闇の中から浮かび上がる。上の画像は一ノ沢。その右稜にあたる一・二ノ沢中間稜の三角形のピークの裏手に、左方ルンゼはある。 出合の氷瀑はノーロープで上がり、傾斜が強まったあたりでロープを出す。 豪雪地帯の氷なので、もはや氷なのか雪なのかわからない。1p目は比較的安定していたが、2p目はそれが顕著で、スクリューの効きが甘いので落ちれない。 フォローだから思い切り行けたが、リードは厳しいだろう。 計画では、中間稜から東尾根を抜けて山頂に出る予定だったが、ホワイトアウトの状況でナイフリッジや雪庇の張り出した尾根を登るのは、どうも考えにくい。そして何よりも、一ノ倉沢という退路が絶たれる前に、下山した方が良さそうだ。 よって中間稜に抜けたあたりで、下降を開始した。基本的に支点は右岸にあり、7回の懸垂下降で一ノ沢に降りた。 下着をも濡らす湿雪の中、とぼとぼと下山した。谷川の洗礼。しかし私は、あまり悔しいとは思わなかった。そう簡単に目的を完遂させてくれない方が、タニガワらしい。まだまだ実力が足りないと解釈して、修行を積んで戻ってこよう。
by arayo_arayo
| 2018-03-05 11:26
| クライミング(フリー/アルパイン/アイス
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