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アラヨ、塩谷です。 沢の記録が連続してますが、また沢です。 日程:2017年7月11日~12日 メンバー:塩谷(会5) 山口(会3) ルート:中央アルプス 伊奈川支流 越百川 越百川は、中アの木曽側を流れる伊奈川の一大支流。大味な沢と認識されることも多いが、中流部の2つのゴルジュ、特に下部ゴルジュの突破にこだわれば、遡行価値の高いルートだ。今回、我々は極力水線を突破することを目標に、この沢に挑んだ。 《1日目》 6:40 相之沢発電所~7:30 入渓点~8:40 下部ゴルジュ8m滝上~10:45 倒木のかかった滝~14:30 取水堰堤~16:30 中南沢出合 相之沢発電所先のゲートから、林道を歩き始める。下流は大規模な堰堤工事中。構造物の巨大さに驚く。 下部ゴルジュの始まりを告げる8m滝。これは左岸から巻いて、25mの懸垂で沢床に降り立つ。 行く手を阻むCS滝。右からへつって滝壺に迫るが、あと一歩のところで追い返されてしまう。結局、右壁のリスを利用して、カムとピトンによる3ポイントのエイドで越えた。フリーで行きたかったな。悔しい! 箸休めに平和な渓相を進むと、よく記録で目にする倒木のかかった滝。倒木の上あたりにナッツを決めて、絶妙なスラブを思いきって越える。最高! 息つく間もなく、4m滝。ショルダーで奥のオフィズスに入り込み、奮闘的にずり上がる。苦しい! 登攀系3つを越えたあとは、水流突破系3連チャンが待ち受けていた。 まず、一つ目。山口がロープを引いて左から行くが、ツルツルの壁と水流に苦戦。代わって塩谷が、中央右寄りから右奥の反転流に乗り込み、上陸に成功、中段のくぼみに入るが、正面から突破するには水流が強すぎる。ザックを置いて右側のハングを豪快に越える。 2つ目は、アイスハンマーを使ったなど、見た目以上に苦戦している記録が多い。右壁から水面下の70cmほどのテラスに乗り、70cmで最大限の助走をつけて、ボイルの中に突っ込む。届いたホールドを全力で保持し、力でねじ伏せた。上陸後は容易。 ラスボス。カチをつないでできるだけ滝に近づき、右足を小さなフットホールドに乗せた不安定な状態から、再びボイルに飛び込んで、全力でもがく。上陸後も水流が激しいので、緊張感のあるステミングとなる。 容易な滝を越えて、下部ゴルジュは終了。その先に取水堰堤があり、ここから水量が激増するというが、それほどでもなかった。それにしても、他の記録より下部の水量が明らかに多かったのは、取水堰堤の取水量の違いによるものだろうか。 上部ゴルジュ入口の滝。これは萩野公介選手にでもトライしてもらうことにして、我々は左岸から巻いた。上部ゴルジュは水量豊富ながらも、弱点があるのでそれほど苦労しなかった。 ゴルジュの先は平凡な渓相を、中南沢出合まで。 最高のビバーク地を発見し、体を休めた。 《2日目》 5:20 B.P発~6:30 奥南沢出合~8:20 本谷と分かれる~9:15 越百小屋~10:50~11:10 伊奈川ダム登山口~11:55 相之沢発電所~12:15 伊奈川ダム登山口 中南沢出合から先は、特に言及することもないようなゴーロ帯を、快適に飛ばす。 ツメは、越百小屋に突き上げるガレ沢を選択。 見るからにやばそう。 ガレ場帯は案外すんなりといったが、最後のザレはちょっとやばかった。ちょうど越百小屋まで10秒の地点に詰めあがることができた。 あとは、高速道路を一気に下り、伊奈川ダムの登山口まで。ここからは、荷物と山口を置いてトレランシューズに履き替え、車を回収するために相之沢発電所まで10kmのロードをこなす。 錫杖、越百川と久々にプライベートの山行ができて、程よい疲労感と充実感を味わった。山行の機会は減ってしまっても、濃密な山行を積み重ねていきたいと思う。 塩谷
by arayo_arayo
| 2017-07-13 17:58
| 沢登り
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