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アラヨ!会4、塩谷です。 冬合宿前最後の山行は、西穂高岳西尾根に行ってきました。 帰路、ジャンクションピーク付近より西穂山頂を望む。 日程:2016年12月17~18日 メンバー:塩谷晃司(会4) 内田祥平(会4) 山下耕平(会3) 村上友理(会2) 行程:新穂高~穂高平~2346m付近(B.C)~西穂高岳(ピストン) ≪1日目≫ 6:10 新穂高~7:20 穂高平~9:30 1946mピーク~12:30 2346m付近(T.S) 6時を過ぎても周囲は明るくならず、日の短さを実感する。 しんしんと雪の降る林道を歩き、穂高平の裏から尾根に取り付いた。 穂高牧場の牧柵を越える内田。有刺鉄線に注意。 1946mピークまでの登りが辛いとこだが、ペースは上々。 本日のテン場となる2346m付近までは、余裕をもって行けそうだ。 だが・・・ 足がつった。ちょっとー、お兄さん(笑) 2000mを越えると雪が増え始める。 モッコモコした雪のラッセルだったが、昼過ぎには予定のテン場に到着できた。 村上の誕生日ということで、山下がケーキを作ってきた。女子力高っ! 分量をミスった胡麻豆乳鍋で腹はパンパンだが、明日の好天は約束されている。 期待しながら眠りについた。 ≪2日目≫ 6:00 T.S発~6:30 第一岩峰下コル~8:30 第二岩峰下コル~10:30 西穂高岳~13:20 T.S着~15:30 穂高平~16:20 新穂高 テントを出ると、満天の星空。風もなく絶好の登攀日和だ。 第一岩峰(2400付近)まで進み、左の灌木帯からコンパクトに巻く。 中間部のプラトーでアイゼンを履き、上部の岩場でワンポイント確保した。 登ってきた尾根が見える。 乗鞍も朝日に輝いて、 笠に穂高の影が映りこむ。最高の時間だ。 岩稜帯を越えると再び雪が深くなり、ワカンに履き替える。 ジャンクションピークまでは小鍋谷側に雪庇ができていたが、その先では北側の西穂沢の方にできていた。2738ピークまでワカンで行ってしまったが、岩も出ており、アイゼンに替えるべきだった。 目指す山頂は近い。下部と上部にちょっとした岩場があるが、特に難しくない。 無事登頂。 奥穂方面。いつか縦走したい。 ロープウェイ下山に心動かされるが、我々にその選択肢はない。 往路下降にとりかかる。 クライムダウンできないこともないが、4人でロープも2本あったので、効率よく懸垂下降を交えながら下って行った。 ピラミダルな山容の西穂は、太陽が当たってより美しく見えた。 続く第一岩峰も懸垂2回で越えて、BCに帰還。 ヘッデン下山も覚悟していたが、笠ヶ岳が夕日に輝くころには下山することができた。 合宿前最後の山行を、よいイメージで終えられたことに大きな喜びを抱いた。 今まで12月山行で敗退することに大きな抵抗はなく、我々の間で「敗退癖」のようなものがあった。もちろんピークに立つだけが山登りではないし、そこに執着することが、危険な状況を招く場合もある。それでも、一つ一つの山行に最善を尽くしていきたい。 頭の冷静さは重要だが、心の熱さも重要だと私は思う。熱い心をもって、後輩たちをそして自分自身を高めていこう。
では、冬合宿に行ってきます。 塩谷晃司
by arayo_arayo
| 2016-12-20 22:31
| 積雪期個人山行
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Comments(2)
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