雨飾山南尾根ワンデイ

あらよ。この春より会3のホタカです。4月の頭に塩谷とふたりで雨飾山にいってきました。

ルート : 雨飾山南尾根

期日 : 2015年4月6日（月）
メンバー : L塩谷晃司（会3）、加藤穂高（会3）

長野市で前夜泊し、早朝から小谷温泉へ車を飛ばす。道中雨が降り続け「帰ろうか」の一言が口から溢れそうになる。温泉に着いたころには雨も弱まり、そこから取り付きまで1時間弱 林道と河原を行く。

取り付きにて衣類調整していると、

目の前に「ドラ◯もん」現る。さすがはビビット塩谷、あえての上下色かぶりです。

河原からは夏道に沿って支尾根に取り付く。そのまま支尾根を突き上げ南尾根上、P2手前に上がった。

高妻山などが見える。

P2は左巻き気味に登っていく。

急斜面には山スキーヤーたちのシュプールがいくつも刻まれていた。私も山スノボデビューしたいところ。今年こそ割りたいと思います、板を。

P2を超えると猫ちゃんのような形の岩峰が現れる。

向かって左が山頂、右がP1。P1基部までは、雪が途切れて尾根が剥き出しの所が何箇所かあった。雪は例年より少なめのようだ。

10時半ごろP1に取り付く。

1ピッチ目は私がリード。私事ながらアルパイン初リードでした。FIXロープがぶらーんと垂れていてルートは分かりやすい。ただFIXロープ自体は腐ってるので使えない。岩質は脆く、触るホールドは全て動くという具合だった。40mほど伸ばしてハーケンが4本打ってある所を終了点として切った。

続いて2ピッチ目は塩谷リード。目の前の岩峰は左に巻いた。

浮石だらけの岩よりよほどマシ、と這松を終了点とした。

P1から山頂までコンテで歩く。

山頂の手前の稜上は、期待していたほどの雪稜にはなっておらず藪漕ぎを強いられるほどだった。

12時半ごろに山頂到着。

下降は同ルートを下る。P1手前にて懸垂を1本、前沢側に一度降りて先ほどのP1取り付きに戻った。途中 P1岩峰を自在にフリーソロするカモシカに遭遇。

「も◯◯け姫」っぽい。

その後 P2から下はシリセード大会。

山頂から取り付きまで2時間たらずで下り、16時前には小谷温泉に戻って来ることができた。

岩あり雪あり藪漕ぎあり、濃厚な残雪の雨飾山でした。「残雪期は期間限定」残雪に限ったことではありませんが沢登りにアイスにバックカントリーに、1年を通して期間限定に敏感なオールラウンダーを目指したいと思います。

行動記録 : 0500長野市=0630小谷温泉→0800支尾根取り付き→0915南尾根合流→0950 P2→1030 P1取り付き→1230雨飾山山頂→1345 P1取り付き→1435支尾根取り付き→1545小谷温泉