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あらよー!会1の渡部です。 3/2にOBの佐藤さんに、八ヶ岳は阿弥陀岳北陵に連れていってもらいました。 冬のヴァリエーション入門の山行記録として、お送りします。 メンバー:佐藤さん(OB) 士門・渡部(会1) 出発地点の行者小屋までは、 午後になる程天気が回復することを見込んで、ゆっくりと3.5h。 ![]() 6:00美濃戸口→9:40行者小屋 晴れました! 前日の雪でここまでトレースはありませんでしたが、さすが人気エリア。 行者小屋から先、阿弥陀岳への一般道にはトレースがばっちりついてました。 ![]() 今回歩いた北陵のルートは地形図上ですと、赤線で引いたラインになります。 行者小屋を出発してすぐに、斜面に伸びるトレースが開通していたので、ここからJP手前の尾根線に上がりました。草付mixの雪壁を超えれば、10分ほど歩いた先から ![]() ![]() 11:00JP→11:40第一岩峰→12:00第二岩峰 登攀が始まる。 ![]() 振り向けば絶景。 ホールドはガバガバで快適なクライミングが出来ました。 ですが、思った以上に岩の箇所は短く、佐藤さんの高速のザイルワークも相まって、岩稜帯は30分で突破。 ![]() ![]() 12:15ナイフリッジ→12:25トップアウト 最後、ザイルを繋いだままコンテの形でリッジを通過すれば、気づけば山頂という感じでした。山頂からは編笠から硫黄まで、南八ヶ岳の山々を壮観できます。縦走コースとは違う角度から見る南八は、あまりにかっこ良過ぎました。(思わず?写真を撮るのを忘れてしまいましたもの。) コンテしたまま、中岳とのコル目がけて下降開始。雪崩のリスクが高い時は、文三郎尾根経由で行者小屋に向かう計画でしたが、積雪量等の佐藤さんの判断により中岳沢をトラバースし、尾根上の一般道に合流するルート(上地図の青線)を選択。山頂より1時間ほどで、行者小屋に着きました。小屋からは、2時間で駐車場でした。 ![]() ![]() 大同心・小同心・中山尾根・石尊陵・赤岳主陵… 冬の横岳西壁―赤岳間には、きれいで魅力的なラインがたくさん見えていました。 今回フォローとしてですが冬の八ヶ岳を体験できたのは、今後の目標設定・モチベーションアップを図る上で大変良かったです。冬壁初級と言われる冬の八ヶ岳での登攀合宿→冬の錫杖での合宿、アイス、そして…夢は広がります。 自分が、安全にこのヴァリエーションを楽しめたのは佐藤さんのリスク管理と天候のお陰に違いありません。 ![]() 2015.2.9 尊い2人の学生の命が、この地で亡くなりました。 主将の方と、佐藤さんは登山研修センターでの活動で面識があったようです。その人柄を 「いわゆる優しい、良いやつだった」 と表現していました。 ホワイトアウトナヴィゲーション・天候判断の未熟等「知識・技術」の不足が、本事故の教訓としてメディアで取り上げられていましたが、3月の総会では「体力」そして「意識」の点での教訓を、このSACでは重くとらえるよう言われました。 体力は命 上級生の1年生への指導の甘さは、自分の身に跳ね返る 「主将は、その人柄ゆえに1年生を厳しく指導できなかったのではないか」 自分は、甘えているのかもしれない。甘えが引き起こすものは、自分1人にのみ襲い掛かるのではない。共にいた人に、残されたたくさんの人にも…だ。今は夢よりも、現状を見つめよう。この地に立って深くそう思いました。 お2人に、心からご冥福をお祈りしますとともに 誰も悲しませてしまわないように、「甘え」を捨てます。
by arayo_arayo
| 2015-03-10 19:44
| 積雪期個人山行
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