アラヨ、ワンです。信州の12月は凍った滝も溶けるような温暖な気候から、超絶な寒波による凍える冬へとめまぐるしく変化しております。
今回はそんな寒波の恩恵を受けた八方尾根の山行を報告したいと思います。
12月6~7 八方尾根 ワン、小林、北見、片野(会3)、穂高、水樹(会2)、大槻、士門、山下、河村(会1)
さてさて、飽きもせず毎年無謀にも1泊2日で八方尾根を倒そうとするSAC。スキー場の運営を心配するのもののオープン翌日の黒菱平には根雪なしの70㎝の積雪が僕らを待ち構えておりました。
真っ白なキャンパスにもがもが、ペタペタと自分たちの足跡をつけていきます。ちなみに黒菱平の池はラッセル欲に掻き立てられますが池ポチャするのでご注意を。
ここからは終始真っ白な写真が続きますがご了承ください。
まずはリフトの横をもがもがと。
もがもがと。
神戸からの社会人パーチーとそれに続くバックカントリーボーダーがおられましたが、自分の道は自分で切り開くべし!高速道路の横をもがもがします。(実は50mぐらい使わせていただきました)
リフト1本分、地図上2㎝を2時間かけて踏破。お先真っ暗です。
1年生も慣れないラッセルを頑張ります。でも、頑張ってても進まないのがラッセル。ゆとり世代の僕たちに現実の厳しさを教えてくれる良き先生です。ちなみに、僕は1人スキーでゆとっておりました。
そして苦しいと人の本質が露になります。腹黒いことで有名な山下くんは奇声をあげて全く進まずもがもがしていました。「きょえぇぇー」はあかん。社会人の方も苦笑い。
やりきった後は、ヒマラヤ登山の人みたいになります。よく頑張った
そんなこんなで4時間で1キロちょっと進んで終了。カレーはリンゴを入れるとおいしいですね。
1年生諸君、ラッセルは気合と体力、技術もあるけどとりあえず前に進めばよいのだ。1人、僕らのラッセルを横目に雪に消える小島OBを見習いましょう!
今年も唐松は遠かったです。今度はスキー使って速攻で倒しに行こうと思います。
ワン