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あらよ、ワンです。寒くて外に出られないと思ったらポカポカ陽気、秋と女心は気まぐれですな。 さて、先週冬合宿の偵察に行ってきました。場所は蓮華岳東尾根。そう大町からよく見えるあの尾根です。今年の冬合宿は2隊に分ける予定でその片割れが蓮華東尾根です。 141018~19 ワン、荒川(会3) 塩谷、穂高、内田(会2) 扇沢への通いなれた道を尾根の出合の黒沢まで。針ノ木、スバリがモルゲンに照らされて赤く染まるのと同時に第一核心「渡渉」の洗礼を受ける。 ![]() 氷点下の渡渉はツラい・・・・。冬合宿もここがまず核心。年末年始にパンイチ渡渉はなかなかシュール。 ただ天気はすこぶる良い。 ![]() 尾根の登り始めは非常に急で謎のナイフリッジも出てくるので注意が必要。雪がついたらもはや雪壁ぐらいの傾斜。序盤から激ラッセルの予感(ワクワク) 1500mぐらいまでは藪漕ぎもなくすいすい進むがそれも1ピッチだけ。急に踏み跡が無くなったかと思えば笹との戦いが始まる。まぁ、笹は前菜みたいなもので、シャクナゲ、ハイマツと藪漕ぎのフルコースを以後6時間かけて味わうこととなる。いとつらし。 さて、ここで一句 ハイマツの~ 海に呑まれし スマホかな~ いとつらし。。 ![]() 東尾根の特徴としては1800、2000、2391の各小ピークに登る急登が悪い。特に2391の登りはリッジ上にしろトラバースにしろキノコ雪と雪庇の処理でザイルが出ると思う。帰りは懸垂濃厚。 2600付近にビバーク、今宵の飯は鍋と肉。大町の夜景に町の近さを感じ、天の川と流れ星に町との遠さを感じた夜でした。 ![]() 翌朝も秋晴れ。ゆっくりと起床してまったり準備 ![]() ![]() ![]() ![]() 東尾根は2391以降はなだらかで歩きやすそうな尾根。蓮華岳までの間は最後の登り手前のコルの雪庇に注意が必要。何気にノーマークだと踏み抜く可能性高いと思われる。ただ、針ノ木峠を越えてきた風がどのように吹くかはちょっと気になるところ。 蓮華岳からはあまりの天気の良さに所々雪の稜線を上裸で歩く強者2名。これもまた人の少ない秋山の醍醐味かな。 蓮華岳を越えるといいテン場あり。針ノ木峠の下りは夏は階段だけど冬は懸垂2Pかな。このクライムダウン1年生にはシビア。 ![]() 針ノ木からの景色は最高。立山の岩肌と雪、黒部湖の青と湖畔の赤、空の突き抜けるような蒼がすばらしい景色を作り出していた。やっぱ自然はすごいよ。だって、綺麗になろうと思ってこんな色を作り出していないんだもん。むしろ作れないもん。でも、作れないけど壊すのは人間だって出来る。じゃあ何をすべきかは言わずもがな。自然を愛し、良さを多くの人に伝えましょう。つまるところ、それで充分です。 ![]() ![]() スバリへの稜線も魅力的。でも合宿ではここまでかな。針ノ木の登りは恐らくトラバースが使えないから稜線上の岩峰の基部を巻くか越えるか迷うところ。まぁ、FIX3Pってことでしょう。 振り返ると蓮華岳もいい山 ![]() 針ノ木岳の良さは北アのど真ん中だというところ。目の前の立山、剱と向かい合い、遠くは白馬から槍ヶ岳まで望み、稜線上には鹿島と爺ヶ岳がいい感じで尾根を張り出している。ここに冬来ることは色々な物が見れる気がする。近くに見えて遠い目標、手の届く目標、自分が歩き達成した目標etc。 去年鹿島の稜線から見た黒部の向こう側がどう見えるのか、今後どう見えていくのか楽しみで仕方ないです。 下りは扇沢まで1時間ほどで走って下山。いと早し。 ![]() 総括すると蓮華岳東尾根はやりがのありそうな尾根です。ラッセルと岩稜歩き。ザイルもたくさん出ることでしょう。1年生には厳しい合宿になると思うけどこの山は充実感と目標を与えてくれる予感がします。 さて、着々と身も心も冬に向けてバージョンアップしていくとしましょう。 おまけ:数か月前の岳人表紙風 ![]() ワン
by arayo_arayo
| 2014-10-24 21:39
| 無雪期個人山行
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