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あらよ!前回に引き続き会1の渡部です。 ~室堂パートをお送りします。 3日目 槍ヶ岳山荘~西鎌尾根~樅沢岳~双六岳~三俣蓮華岳~黒部五郎小屋 ![]() 雲が壮大に流れる、朝の西鎌尾根 ![]() 東に比べて平坦でとっても快適。写真の彼女も気持ちよさそうに歩いているけれども 東鎌尾根じゃ、{まじこのピーク、バルスだわぁ」なんてぼやいたり。(元ネタおわかりでしょうか? 双六岳、三俣蓮華岳を経由して、 ![]() ひたすらに黒部五郎小屋を目指す。 ![]() 到着、何だか別世界。ここでメンバーで話し合って、明日の行程を二日分にわけることにしました。 この判断、肉体的にも精神的にも余裕を与えてくれることに! 4日目 黒部五郎小屋~黒部五郎岳(ピストン)~黒部五郎小屋 ![]() 出発、今日はレスト日も兼ねている。身も心も軽くあっという間に… ![]() 着きました! ![]() カールの中を沢が流れている、とっても気持ちいい道でした。でもこの山のすごいところは… ![]() ![]() ![]() 1枚目に、燕岳、・槍ヶ岳・双六岳・三俣蓮華岳 2枚目に、雲ノ平・薬師岳・立山・剣岳 3枚目に、太郎山 今まで歩いた道、これから歩く道ぜーんぶ見えること。前者が長く成る程、感慨も大きい。 縦走の醍醐味の1つかも! 特に自分は夏縦走・合宿含めると歩いた道だったから、概念が一気につながって感動したなぁ…。 この後は、 5日目 黒部五郎小屋~三俣山荘~黒部川源流~祖父岳~雲の平 6日目 雲の平~薬師沢小屋~太郎平小屋~薬師峠 7日目 薬師峠~薬師岳~スゴ乗越 8日目 スゴ乗越~越中沢岳~鳶岳~五色が原 9日目 五色が原~獅子岳~浄土山~室堂ターミナル(Goal) と続きます、が唐突ですがここで山行報告はおしまいにします。 実は6日目の朝、雲の平の凍った木道で転び、不覚にもカメラを壊してしまいました。なので… 6日目以降の写真がありません。 この後には、その後歩いてて気付いた私事をチョコット書こうかな、と思ってます。 本来、個人ブログに書くべきような内容ですので もし、時間がありましたら読んでみて下さい。 6日目 霜の降りた木道と高山植物が朝日を受けて輝く~天空のだだっ広い高原の中にポツンと立つメルヘンな雲の平山荘~信じられないくらい青い薬師沢 7日目 視野に収まらない程に目の前いっぱいに広がる薬師岳の東南・西南尾根~青空に伸び上る北薬師への稜線~地平線まで一望できる日本海と雲下の富山市街~立山・剱がこんなにも大きく…~黒部川の流れるコォーという音だけが鳴り響く薬師圏谷群の世界観~頭上いっぱいに青空と時が止まったかのように動かない雲たち 8日目 朝日に照らされてスゴノ頭に立つ2人~後立・鷲山に囲まれた五色が原と空色の無数の池~あの日の黒部湖 9日目 空一面の朝焼けと後立~ゴールのお疲れー!の2人の顔 カメラが壊れた時「ま、いっか。心には残るし。」 そんな風に思いながら、上の6日目の最初の光景を通り過ぎた。その次の光景も… 本当に感動した光景は一生心に残る!と思う。夏縦走の最終日の朝の富山市の街明かり、新人合宿の涸沢の雪の世界、あの槍ヶ岳からの世界だって、写真として手元にはないけど心には残ってる。 「カメラなんて必要ないや」なんて思ってたけど、あの八ヶ岳山行では思わず手にしてしまいました。新人合宿であの世界観を知ってしまったから。 なんで、SACに入ったの?縦走中そんなことが話題になった。ざっくりだけど、植野は幼少期に親に山を連れ回してもらって、じぇじぇは高校のワンダーフォーゲルでそれぞれ山の魅力を知ったからだって。でも自分は、自然好きが高じての入部だ。こんな世界知らなかった。 きっと、6~9日目…の様な文字列だけじゃ何にも伝わらないんだろうな。 カメラが壊れた時、それだけが気がかりだった。 この世界を知ってしまったから、今度は知ってもらいたくなった。 先日、陸上部の友人に山行の写真と地図を照らし合わせながらこの縦走の話をしていた時、「山は感動を共有できるのがいいね」と言ってくれました。「同じ様な環境にいるのに別世界に行ってしまって、それを体感した気分になれるから」とのことでした。 話は飛びますが、僕は自然を守りたくて、でもその方法は地球温暖化云々みたいに危機を訴えかけるものじゃなくて、その魅力を伝えることで何とかならないかな、とずっと思ってきました。 「自分が感動したものを、それを知らない人に伝えたい」 という欲求は、たぶん僕の根っこの方にあるもの。そしてこれが、この縦走で発見できた自分にとっての新しい山の楽しみ方。 今回、5日目の写真を一切紹介しませんでした。この中には「黒部川源流」が含まれています。 「なんか大したことないや」そう思っていたからです。でも、上の廊下の沢旅を終えたチーフリーダーは「黒部の奥深さ、穏やかさを垣間見た」と表現しています。 ホントに「知る前」と「知った後」では感じるものが全然違う。 自分はまだ山のこと全然知らないや、と。そして、もっと知りたいな、と。 Heavy as possible as Fast これから冬山が始まる。 ある先輩曰く、「息をのむ程美しい、けれども同じくらい家に帰りたい」 このままだと、後者に負けてしまいそう。 知りたいと思うのなら、今の自分にできることは何だろう。 …がんばるぞー! 色んな意味で充実した縦走になりました。9日間一緒にすごした2人、ありがとう!
by arayo_arayo
| 2014-09-25 00:12
| 無雪期個人山行
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