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あ~らよ、最近ブログ更新しまくりのワンです。 今回は総勢10人でわいわい、じゃぶじゃぶ沢歩きに行ってきました。場所は奥飛騨は沢上谷です。さて、ここでクイズです!沢上と書いてなんと読むでしょう?ヒントは綱引きの時の掛け声です。みなさん運動会を思い出してみて下さい。もはや、答えやん!と思った人は中々の沢好きですな♪ どうでもいいけど運動会といえばおとんの作る砂糖いっぱいのゲロ甘卵焼きが懐かしいです。 メンバー ワン 片野(会3) 塩谷 蒲澤(会2) 山下 渡部 華世 曜子 河村 大槻(会1) ふふふ、ついに来ました1年生との個人山行!予想していた林道アプローチは入渓点まで車で入ることができ1時間のタイムセーブ。ただ、入渓点は電波が入らないのでご注意を! 今回はナメの美渓と知られるそうれ谷を支流の滝にお邪魔して歩こうという計画。こんな感じでわいわいと遡上します。沢が初めてのメンバーも多く入渓するやすぐに予想通りのテンション 入渓すぐで右岸からの支流に入り五郎七郎の滝を目指します。踏み跡はばっちり10分で到着です。 SACジャンプを試みるもSとCがぎこちない。AとYマークはいい感じなんだけどなー 砂岩特有の柔らかさが生み出した細かい凹凸と細い水の流れが美しい水玉を作り出します。 そして、この沢はゲロゲーロ君たちがたくさんいました。どっちがゲロゲーロ? それと、片野はゲロゲーロが大好きです。この笑顔最高ですね!そして魔人塩さんはゲロゲーロが苦手でびっくりするスピードで沢を走って逃げます。一度でいいからゲロちゃんになって驚かしてみたい次第です。 滝を眺めて本流に戻り遡行再開。所々釜も出てきます。もちろん泳ぎます そして、やっぱりゲロゲーロもといガマ親分は平泳ぎがお上手なようで しばらく歩きまた寄り道、次は岩洞滝を目指します。ワンさん一番気になっている滝です。ワクワク感全開で歩くと見えました! いかがでしょうかこの迫力!瀑風が気持ちいいです。水が風を作る。水の流れと迫力が風という目に見えないものを媒体に伝わってきます。その美しさと迫力は目から耳から肌から脳を介して全身へ。 僕は岩や滝や山などを見ている人の表情が好きです。そこには手の届かないところに馳せる想いがあるからだと思います。そして、やっぱり美しいものを見る顔は美しい。 さて、ここからは沢ガール特集です! はいチーズ!ぱしゃり ナメ楽しい!早く先に行きたいの! あははははー! 沢に女の子がいるって新鮮です。一気に沢が華やかになります。そして、みんな表情がすごくいい!自然に触れるときの女の子は感情表現が素直でその表情を見ているだけでこっちも楽しくなりますね!ただ、下界での女心が難しいことは身に染みてわかっております。今日も夏休みアニメ大会のコナン君で「女心がいつまでも変わらないと思っていると大間違いよ!女は悪魔にもなるんだから!」という発言を午前10時から聞き衝撃を受けました。反省、反省。来年は沢ガール山行もやってほしいな! 次に出てくるのは本流の蓑谷大滝です。これもまた大きい。 巻き道は左岸に明瞭です。右岸から小さく巻くことも出来そうでしたが大人数では現実的じゃないので素直に左岸から大きく巻きましょう。しばらく斜面を尾根めざし登ったら赤テープがあり立派なトラバース道があります。そして、FIXロープがある急な踏み跡を降りると滝の落ち口に出ます。 ここからはひたすらナメが続きます。ほんとにコンクリートで舗装された道みたいな感覚です。ここまで自転車を持ってきたらいい画が撮れたのに!と少し後悔。高巻きで火照った体を冷やします。 15mナメ滝は右にFIXがあります。左壁の直登は悪かったです。ここも素直に右から行きましょう。 滝の上から笹船を流すその横顔もいきいきしていていいです よくわからない写真(笑)よく見ると右後ろから魔人が凄い速度で迫ってきています。沢100m走でもやったらよかった! 美しいナメも細くなり沢も終わりを告げます。 今回は沢登りというか沢歩きでした。遡行時間も4時間程と寄り道をしてても短かったです。でも、沢上谷はその美しく続くナメと時折見せる豪快さで本当に楽しませてくれました。こんな渓相を作った水の流れと岩の質の出合に感謝です。 そして、この山行での自分の目標は達成できたんじゃないかと思います。 沢を知らない1年生に沢の良さを伝えること。 「山登りのうちには谷歩きも入っている。谷は山の一部であるからである。私は山登りをしているうちに、谷のよさがだんだんわかってきた。よい山にはよい谷が必ずある。ちょうど人の頭のてっぺんだけを見て、その人の逞しさや美しさを知り悉したかのように装う。それはほんとうに浅薄のそしりを免れない。 山もまた、頂のみの美しさによってその山の立派さを尽くしたと考えることは間違っている。立派な頂をもっている山ならば、必ずその懐にもまた立派な景観を秘めているものである。山の懐に秘在する森林、渓谷、高原、池沼、そういうものの綜合した美しさが、私たちの心をしていよいよその山に親しましめる」 冠松次郎 渓(たに)より中略 松次郎氏の経験や美しい文章には到底及ばないが自分も同じようなことを想います。山を好きなのは自然が好きだから。山は厳しいが故、自然の表情を非常に豊かに感じることができます。例えば、青空に心躍り、ガスに巻かれれば不安を感じ、そよ風に心地よさを、轟々と音を立てる風に危機を覚える。そこにあるのは水や風といったどこにでもあるもの。山はそんな自然の語りかけを敏感に感じることができます。 そして谷は水が溢れ、水と岩と森が作った世界があります。深い森には岩魚が踊り、虫が飛び回り、色とりどりのキノコが生え、獣が歩き回る。もしかしたら物の怪も。そんな生物相豊かな世界で岩魚を食べ、虫に刺されいらいらし、怪しいキノコの臭いを嗅ぎ、獣の徘徊にビビりながら夜を明かす。そこでは普段感じることのできないものを感じることができます。 そして、自分は山屋の前にナチュラリスト。学科も生物科の生粋の生き物好き。だから、実は沢という空間で生き物に触れ森に触れ、木漏れ日の中を歩いたりするのが一番好きかなと思います。 なので、今回は簡単な沢歩きで多くの一年生にそんな世界の入り口を知ってもらえてよかったと思います。 もちろん尾根歩きは基本中の基本、歩荷も然り。だけど、山の良さはそれだけじゃない。そこで身に着けたものを次はまた違う世界で使ってほしいです。そして、謙遜せずに声をかけて欲しいです。 「山で笑顔を作る」実際笑顔を作るのは山ですがそのきっかけになることもやっていきたいです。 もちろんそこに妥協やちゃらちゃらしたものはありませんが! そして後輩達は今週中には2週間ほどの縦走に出かけます。衣食住を背負って歩き、山の概念を知り、美しさに喜び、雨に打たれて絶望を感じて欲しいです。 同時に上高地にてサマテンも開村しました。是非とも顔を出して下さい。このブログでおなじみの現役部員もちらほらいると思うので。かく言うワンさんも研究の合間に顔を出したいと思います。 ではでは
by arayo_arayo
| 2014-08-05 00:56
| 沢登り
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