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あ~らよ!ワンです 梅雨も過ぎ去り季節は夏。今が一年で一番暑い時期です。そんなわけで懲りずに沢に行ってきました。 今回は敢えての鈴鹿、そう滋賀県は鈴鹿の西に行ってきました。なんで信州にいるのに鈴鹿かって?信州にもいい沢はあるじゃないかって? その通りでございます。しかし、当初予定していた南木曽は土石流の混乱が予想されたので、今回はミニ黒部で泳ごうとワンの実家がある滋賀県に向かった次第でございます。では始まり始まり~ 7月19~20 ワン、了幹、塩谷 神崎川流域 赤坂谷、神崎川本谷 1日目 赤坂谷出合9:00 広河原前11:30 神崎川出合12:00 林道終点15:00 はい、まず罠です。神崎川林道は平成25年からゲートが設置されていまして一般車両の進入が制限されています。恐らく、この界隈をフィールドとするキャニオニング関係の会社の都合上かと思います。んなわけで45分のエクササイズがプラスされました。ウェットスーツおじさん二人は汗だらだらです。そして、関西人はすぐ罠だとかモノを無くしてもどっか行ったとモノに足が生えて逃げて行ったように人のせいにする性質があるので以後お見知りおきを ![]() さて、入渓。いきなり輝く花崗岩の白と深緑の癒し系 ![]() 特に難しいところはなくどんどん進む。沢初体験の了幹先生は苦戦模様(笑) ![]() 簡単だけど高度感のある滝を越える ![]() その後はC・S滝を岩の間をくぐって越える地底人ムーブを繰り出すと赤木沢のような渓相に。とにかく緩やかな瀬と静の美しいことまさに桃源郷。抜群の透明感の流れの中にアマゴが悠々と泳ぐのを見て、毛バリ振りたいなーと心の底から思いました。わざわざ釣りをするためにここまで遡行する価値ありです。 そして、枝沢から地形図的にややこしい緩傾斜地帯を越えて下降路のツメカリ沢を目指します。ケルンのある枝沢から入り尾根に乗るも下降ラインの枝沢の枝沢の入り口が半信半疑、踏み跡あり赤テープありですがどうにも長い。途中でこれは予定のラインを外していると思いましたが対岸の尾根とコンパスを見れば本流にコンタクトするのは明らか。案の定無事本流に出ました。どうやら一本手前の沢を下ったようです。里山の地形は難しいと反省・・・。 本流にて集合写真 ![]() 後ろに見えるのはキャニオニングツアーのお客さんたちです。三連休と言うことで大賑わいでした。自分も来年からあのような仕事をすると思うとワクワク感と責任感を感じました。ただ、お客さんたちは子供も大人も心底楽しそうで自然体験で笑顔を作れるアウトドアの仕事って魅力的だとも思いました。 そして突然の雷と豪雨で急いで退散。沢で夕立は30分以内が勝負です。 ![]() その後いったん実家に帰還。おかんのありがたみと実家での堕落っぷりを感じました。 2日目 神崎川本谷 9:45入渓 13:00天狗滝 13:45ヒロ沢出合 16:00 林道 2日目は本谷を遡行します。今月号の岳人には愛知川本谷として載っています。ちなみにちらっとワンさんの写真も岳人に載っているのでお時間あればウォーリーを探せ気分でお探しください。 はい!いきなりこんなやつ出てきます!ゴルジュ&滝です。右から簡単に歩いて巻けますが僕たちは遊びに来たのではなく修業しに来たのです。新調したフローティングザイルを付けていざ格闘! ![]() ![]() ルートは激流を飛び越え反転流に乗り、左壁の弱点を登るというものを閣議決定。つばりで勝ったワンさんが挑戦権を得ますが飛び込みで3度流され塩谷にバトンタッチ。谷川仕込みのやんちゃ坊主塩谷は激流を一撃で突破し対岸へ行くも垂壁苦戦、再びワンさんにバトンタッチ。思ったより傾斜があり指に悪いフレークカチに耐えて一撃してやりました。岩登りは任せとけ!(水泳は苦手だけど) ![]() ![]() 荷揚げもして無事に越えました。所要時間1時間は許容範囲 その後も楽しい流れが続きます。二人とも水泳がお上手です。 ![]() ![]() ふぁいと~、いっぱぁあっ!みたいなこともします。タウリン1000mgは実は1gです。1円は1gだそうな ![]() そして淵が美しい。ゴルジュの魅力が全開です。余裕で50m以上水泳です。 ![]() ![]() そして単調な河原歩きをしばらくこなすと天狗滝に到着です。この滝さすがは天狗の名がつくだけはあります。小粒な割に怒号の水量です。ちまににウィキには「山伏を中心とする天狗の信仰は、民間の仏教と、古代から続く山の神秘観山岳信仰に結びついたもので、極めて豊富な天狗についての伝説は山岳信仰の深さを物語るものである」とあります。現在の天狗はどこに行かれてしまわれたのか。山ブームの一方で信仰は薄れて天狗は絶滅寸前です。なんだか悲しく思うのは僕だけでしょうか? ![]() 天狗滝には右岸に巻き道があります。直登ルートは左壁のチョイ被りの5.9程の快適な壁をカムを決めながら登るか滝壺までへつり滝を潜り抜けて裏から右に抜けるかでしょう。今回は滝ウラルートを選択しましたが激流を直で受ける瞬間が結構キツイ。ザックは1分の1システムで荷揚げです。 ![]() 滝の巧みなルート取りに感心するSAC最年長 ![]() そして花崗岩の白がよく映える ![]() ヒロ沢出合に予定通りに到着。渡渉のザイルワーク等を確認して楽しい下降に入ります。 ![]() ライフジャケットでガードされた僕たちに怖いものはなし。ぴょんぴょん、じゃぶじゃぶします。気分はさながらラッコです。ザックに寝そべって流木の気分に浸ります。そして、流されてみると水心がよくわかります。 ![]() ![]() ![]() 何気ない河原に夏の装いと美しさが溢れています。 ![]() まだ飛びます ![]() そして、たくさんのイモリファミリー ![]() 鈴鹿の沢は標高が低いので生き物臭いです。臭いというのは悪い意味ではありません。無機的な岩ばかりの世界ではなく有機的な生き物の濃度が高いということです。沢の楽しさは釣りであったり、キノコ採りであったり、サンショウウオとの出会いであったり、その沢に生きる生物との出会いという要素もふんだんにあります。むしろ、それを楽しまないと沢屋じゃないでしょう!今回もイワナやアマゴ、イモリ、イシカワガエル、カジカガエル、さらにはそれを狙うマムシやヤマカガシというたくさんの出会いがありました。生き物さんたちお邪魔しました。 そんなこんなで神崎川遡行は無事終了です。いい経験が出来ました。滋賀も捨てたもんじゃないです。ただライフジャケットは例えるならエイドクライミングです。恐怖心が全然違います。当然ながら沢の難易度にも大きく影響するでしょう。もしもの心配はなくなりますが困難を消滅させ怠惰や油断を生む可能性もあります。黒部にライフジャケットを持っていくのか悩みどころです。命を守るのはライフジャケットではなく自分の判断と技術だと言いたいけどどうしたものか。冠松次郎を崇拝するものとして悩むところです。 さて、三連休は終わりません。次は奥美濃、川浦谷の話しになりますがそれはまた今度。 ゴルジュは美しいです。沢は美しいです。生命は美しいです。やっぱり僕は沢が好きだと思いました。 ワン P・S 了幹は泳げてもカーブは曲がりきれないのでご注意を! ![]()
by arayo_arayo
| 2014-07-24 03:01
| 沢登り
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