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あらよ!すっかり春ですね。つい先日九州は長崎に遊びに行ったところ桜が咲いてました。 さてさて、桜の季節となり新生活に心躍らしている新大学1年生も多いことでしょう。 先輩から頂いた言葉で「大学生活の4年間は人生の40年に値する」というものがあります。 ただし、ただ受身で待っているだけでは4年は4年、もし大学生活になじめずに引きこもってしまったなら4年は4日くらいの価値しかないかもしれません。何を言いたいかというと、時間の価値は自分の積極性で変わってくるということです。そして、大学生活、人生を楽しむには山は最高です。 もし、このブログを見ている新入生がいたらどうぞ一度SACのドアを叩いてみて下さい。人生変わります。 さてさて本題へ。3月1~4で鹿島東尾根へ行ってきました。簡単にまとめます。 メンバーは、小平さん、荒川、ワンの三人です。 1日目 林道~二の沢の頭まで 天気 くもり 異常に暖かい一日のスタート。神戸からの社会人クライマー2人と稜線を目指す。雪は思ったより深くなかった。 ![]() 二の沢の頭直下、ちょっとやらしいので練習がてらザイルを出す。 ![]() 最近流行の雪壁。イグルーまであと少し。 2日目 二の沢の頭~第一岩峰~第二岩峰直下 昨日の順調さから今日中に帰れんじゃね?とか朝から余裕をかます。しかし、現実はシビアだった・・・。 ![]() 朝一の稜線、いきなりちょっと怖い雪稜が始まる。さっそくザイル出す。 ![]() 第一岩峰1ピッチ目、簡単そうに見えて岩がちょいとやらしい。 ![]() 4ピッチ目最後の雪壁、ほんま壁やわ。第一岩峰は4ピッチ。全体的にプロテクションがとりにくい。ゆきがすかすかだったりしたらもっと怖かったんだろうな。しばらく歩き第二岩峰直下へ。うん、やっぱり噂どおり立ってるしチョックストーンあるし、おまけにちっちゃいキノコさんまでいる。2日目は誰が予想していたのかここまで。地図にして数センチ獲得。一日中ザイルつけてたなぁ。明日の核心に備えて寝る。 3日目 第二岩峰直下~鹿島槍~布引山~森林限界 雪 ![]() 朝一から第二岩峰を登攀。岩が出てたら簡単なんだろうけど雪で岩が見えない。ホールドを掘り返してのクライミングが続く。 ![]() 核心のチョックストーン。思いっきりハングやん。ルンゼは弱点だけど落雪、落氷でビレイは上向けない。トップもフォローも我慢。登るしかない。 第二岩峰は2ピッチ。ザックを背負っての登攀はかなりキツイ。視界はホワイトアウト、黙々と山頂へ稜線を登る。ん?なんかあるぞ!看板やん!ってことで視界数メートルの中気づけば山頂まであと5m。 ![]() とりあえず、山頂記念にパシャリしてすぐ下降路を探す。岩岩した稜線を歩きながらもうおしまいかと安堵していたとき目の前に黒い塊が。鹿島南峰なり。ん?これ登るの?的な雰囲気で突っ込むと案の定思ったより悪く、たまに前爪を使ったクライミングまがいの所も出てくる。まぁ、落ちないけどアイゼンの爪でも引っ掛けようもんなら・・と思うと天気も悪いしなかなかつらかった。 ![]() そんなこんなで南峰到着。一同お疲れの図。そこからの稜線は天国に感じた。 ![]() 秘密のテンバ。ふと目の前に現れた剣が何よりもかっこよかった。このまま黒部へ降りれば・・・そう遠くない未来の目標が見えた気がする。 4日目 テンバ~赤岩尾根~林道 快晴 これまでと打って変わって快晴。寒すぎて夜はみんな寝れなかった。朝から素晴らしい景色の連続。何故最終日に布引山にいるのかは想像に任せます。 ![]() 右の稜線が鹿島東尾根。視界が無く無心で歩いていた頂上直下の稜線が思ったよりキレキレで一同ドン引き。晴れてたらどんな気持ちだったんだろう? ![]() 爺東面のヒマラヤ襞が美しい。北壁なるものはこんな感じなんだろうな。まだ遠い。 ![]() 鹿島東尾根。 ![]() 名前は忘れたが平らなとこで一同しみじみ東尾根を眺める。もう少し下れば東尾根も完結。 そして、急で急な赤岩尾根を無事下山。本当の完結。 今回は今までにない充実感を得た山だった。雪稜、岩峰、常にザイルとお友達で緊張感のあるルートだった。まだ、まともに雪山なんてやったことない時から雪稜、雪稜と言ってきて、実際冬のコンディションに近い鹿島東尾根というクラッシクなルートを登り、やはりこれかなと思った。 赤岩尾根から眺めた東尾根。自分の足で歩いたルートを眺める時の気持ちは形容しがたい。東尾根は簡単かもしれないけど今の自分の実力からしたらスパイスの効いたルート。自分にとっての困難に挑戦すること。それが山の良さであり、アルパインクライミングの良さ。そして、ルートはもちろんかっこいいほうがいいに決まってる。 自分は本当に山を本気でやろうと思ってから人生変わったと思います。 by ワン
by arayo_arayo
| 2014-03-28 15:28
| 積雪期個人山行
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