あらよ、会3の渉です。
久々の更新ですね。
今週の日曜、1か月のフランス遠征から帰ってきました。
行ったのはパリ近郊の、Fontainebleau(フォンテーヌブロー)という地域。
ここは世界的に有名なクライミングエリアで、
クライマーの間で「ボルダリングの聖地」と呼ばれている場所です。
岩場の歴史は古く、100年以上昔に登山の練習を目的としてクライミングが始められ、
それが一つのスタイルとして確立したとされています。
中世には貴族が狩りを行っていた広大な森の中に、無数のボルダーが転がる、
僕にとってはまさに楽園のようなところでした。
今回はクライマーの仲間たちと一緒に現地に赴き、
ジトと呼ばれる賃貸住宅を借りて生活していました。
記録を全部書くのはとても無理なので、写真をドカドカ載せたいと思います。










岩は良質な砂岩で、日本ではありえない多彩な形状とユニークな課題を楽しむことが出来ました。
それに、クライミングを取り巻く環境も実に良かった。



海外に行くと、とにかく様々な経験が出来る。
空港から一歩外に出れば、そこは自分の常識をことごとく覆してくれる世界。
現地の人や世界各国から来たクライマーとの交流も出来たし、
何より、自分の視野がまた一回り広がったかな、と思う。
刺激的で、なにより楽しい1か月でした。
大学生だからこそ出来た、とも言えますね。
昨年度の遠征に引き続き、今回の遠征も学士山岳会の小川勝山岳基金から助成をいただきました。
このかけがえのない経験を得られたことを、心から感謝します。
さて、来るべき次の夏に、どんな計画をたてようかな。
今から思案中です。