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先週末は鹿島槍東尾根に行ってきました。 センター試験ということで大学は金曜から入校禁止。 ということで、2泊3日で突っ込んでみました。 メンバー:江川(会4) 中嶋(会2) 行程:1/13(金) 8:30 ゲートを出発 11:10 尾根のジャンクション通過 15:30 一ノ沢ノ頭直下でTS設営 1/14(土) 6:30 TSを出発 10:45 敗退を決定、引き返す 11:40 TSに帰着 14:00 雪洞完成、中に落ち着く 1/15(日) 7:10 撤収、出発 9:05 林道に合流 10:00 大谷原を過ぎ、ゲートに下山 13日の朝、電車で信濃大町へ。 そこからはタクシーで大谷原まで行く。 ゲートが閉まっているため、大谷原の少し手前から歩いた。 大冷沢のボルダーよりも少し上流から尾根に突き上げ、 その後はひたすら二人でラッセル。 雪は平均的に膝上くらいまであって、人数も少ない。 それに加えて二人ともここ数日寝不足で体が重い。 というわけでペースは上がらず、半分バテながら進んでいった。 天気はずっと雪、ただし樹林帯なので風の影響はほとんどなく助かった。 この日は一ノ沢ノ頭までで終了。 天気図を取ってみた感じ、翌日は明らかに天気がよろしくなかったので、 「ええい、もういいや」と江川さんが買ってきた小瓶のビールを二人で空けた。 すると一気に酔いが回って頭はグラグラ。 その後キジを撃ちに外に出たら一気に覚めましたが。 14日はテントを残してアタック装備だけで出発。 計画上は北峰まで抜けることになっていたのだが、 昨晩さらに積もった雪で如何せんスピードが出ない。 風は弱く、雪が絶えず降っているだけなのだが、 出だしから「これは無理だろ・・・・」という空気が漂う。 そのうち、尾根上にキノコ雪が次々と出てきた。 ここから必要に応じてロープを出し、交代でリード。 ![]() ![]() 立ちはだかるキノコ雪を、巻くか登るか考えながら、 足下が確かな方を探って進む。 で、結局最後は目の前の雪壁をピッケルで切り崩して越えていく。 今までにないタイプのクライミングでした。 あ、昔雪遊びで似たようなことをした覚えがあるな。 しこたま雪を被って、掻いて、4時間進んだところで江川さんが敗退を決意。 引き返す時間も11時と決めていたし、悔しいけれどここまで。 結果、二ノ沢ノ頭までも行きつけなかった。 で、下り始めるとこれが速いこと速いこと。 トレースが付いていると格段に速くなりますね。 が、これが予想以上に速く、1時間弱で一ノ沢ノ頭まで戻れてしまった。 4時間の奮闘に対して下り1時間・・・ 二人で新雪の上にぶっ倒れて「くそー!」と叫んでしまいました。 時間があったので雪洞を掘ることに。 無駄に2時間かけて二人分の雪洞を拵え、中に落ち着く。 ![]() ローソクを点けると雰囲気が出てgoodでした。 日が暮れて外に這い出てみると、スキー場の明かりが結構近くに見えた。 こんなに人里近い所までしか進めなかったのか、と残念になる。 冬の後立山は厳しいです。 15日、起きてみると雪洞の天井が下がってきていた。 空間が狭くなり、朝食を食べるのに窮屈で仕方なかった。 雪洞から荷物を引っ張り出し、さっさと下り始める。 初めの1ピッチで緊張する箇所が何箇所かあっただけで、 その後は快適な下りラッセルになった。 2ピッチで林道まで下りきり、もう1ピッチ歩いて鹿島槍の釣り堀まで下りた。 そこからタクシーで駅へ、電車の座席を荷物で占拠して帰った。 やれやれ、正直、後立山を甘く見ていました。 天気によっては山頂まで行けないかもしれないけれど、 第1岩峰、第2岩峰でのクライミングを出来るかな、なんて考えていました。 実際はほとんどラッセルしただけで、門前払いをくらった感じ。 まぁ、いい経験にはなったかなと思います。 3月の北壁登攀に向けてのトレーニング、と考えておきますか。 でも、もっとラッセルにも強くならなきゃな。
by arayo_arayo
| 2012-01-18 01:06
| 積雪期個人山行
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