焼岳～西穂高岳～霞沢岳

3年の小島です。
紅葉を期待して、今月の初めに上高地周辺を歩いてきました。
期間：10月8日～10日

8日
　4：00塩尻発～5：20新島々ＢＴ～5：30島々～6：30中の湯～
　7：20焼岳登山口～9：30焼岳～10：50焼岳小屋～13：40西穂山荘
　
　夜明け前に自宅を出発。非常に寒かったです。新島々バスターミナルで水を５Ｌ汲み、島々谷の駐車場（徳本峠入口）に自転車を置いて島々バス停まで5分ほど歩いて戻ります。
　なぜか5：50という半端な時間にバスが到着。沢渡ではマイカー利用者が大勢並んでいました。中の湯で途中下車。
　焼岳の登山道は、バス停に近い旧道を使う予定でしたが、取り付きが工事で塞がっていたので、中の湯温泉へ小一時間上がったところにある新道を使うことにしました。
　こちらの道は道路脇の広くなった所が登山口で、ここにも車がたくさん停まっていました。

下部は木の根と笹と土の樹林帯。暖かいので半袖になりました。

上部は眺めの良い道。風が涼しく、紅葉が綺麗でした。


このように苔とススキの生えた美しい光景に出くわしたり。

　そして西穂山荘までは再び樹林帯です。
山荘に着き、ツェルトを張ります。

今日のテント場。西穂方面へ10分ほど下見に行き、のんびりとカレーを作って食べて17：30就寝。

9日
　4：05起床～5：00出発～6：03独標～6：55西穂～8：55西穂山荘～
　11：00上高地～11：45明神～13：20徳本峠小屋

　ラーメンを食べ、最低限の荷物を持って西穂高を往復。所々に雪がこびりついていました。
この日も天気が良く、焼岳や六百山がよく見えました。

　山荘に戻り、荷物をまとめて上高地の温泉付近まで樹林帯を下降。

　秋は、こんな道でも涼しく落ち着いた雰囲気になるので嬉しいです。

　そして徳本峠分岐まで、上高地を歩きます。3連休なので、小梨平でキャンプをしている人が多かったです。
峠道の途中で水を汲み、小屋へ到着。

　隅っこに張ったのでみすぼらしく見えますが、ここのテント場は広くて平らでいい場所です。

　夕食はシーフードスープスパゲティ　略してＳＳＳ

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　茹で汁をそのまま食べるので、とろみがあり冷めにくい。海苔の香りが食欲をかきたてます。
しかしスルメを入れすぎて顎が疲れました。
写真からは分かりにくいですが、マグロやカツオもちゃんと入ってます。

テント場にいた、今日上高地へ入ったという人の話では、道が渋滞し、新島々から上高地までバスで3時間かかったとのこと。今年の紅葉は例年より悪いのに…。
　自転車で良かったと思いつつ17：30就寝。

10日
　4：00起床～5：00出発～7：00Ｋ１～9：20小屋～
　10：20下山開始～15：05駐車場～16：20塩尻

　乾パンとミルクティーを食べて出発。天気は曇り。霞沢岳の山頂まで行く予定が、Ｋ１に着いたところでいきなりひどいガスと強風に襲われ、引き返してしまいました。

すこし寂しげな雰囲気の山

　そして小屋に戻り、荷物をまとめていると、ちょうど休憩の時間だったようで、小屋の方々に呼ばれ、中へ上がらせていただき、おいしいコーヒーとお菓子を御馳走になりました。
　もう一人、愉快なテントのお客さんがおり、その方からは「三岳」をほんのちょっぴり飲ませていただきました。おいしかったです。

　そうしてしばらくお邪魔してから、島々谷を下山開始。
一箇所、新しい倒木と落石がありました。

他の場所は7月よりも歩きやすくなっており、駐車場から入ってすぐの場所にあった土砂崩れの跡も完全になくなっていました。

　駐車場で自転車と再会し、自宅へ帰還。
※「三岳」の酔いは自転車に乗るまでに完全に冷めております。

　感想
　焼岳は緑色の笹と赤い紅葉の対比が美しかったです。他の場所はいまいちでしたが、秋らしい落ち着いた雰囲気を楽しむことができました。
　難しい山ではなく、樹林帯ばかりのルートでしたが、うまく混雑を避けられたので良かったかなと思います。
　徳本峠小屋には、５,7月に引き続きお世話になりました。ありがとうございました。