唐松山行報告

あらよっ!!
何気に初投稿、会２の菅野です。
遅くなりましたが先週（7/23～24）に
八方尾根から唐松岳、不帰嶮ピストンしてきました。
今回の山行は「不帰嶮をピストンして帰ってくる（かえらずから帰ってくる）」というしゃれのきいたことをやりたかったので計画をしてみた。

メンバーは菅野（会2）、奥中（会2）、佐々木（会1）でした。

では、以下報告


初日　晴れ
6：00　BOX出発
8：00　白馬駐車場着
9：00　八方池山荘着
9：10　八方池山荘出発
9：40　第3ケルン
10：50　扇雪渓前
12：15　頂上山荘着



いつものように準備は前日に終わらせていたので、初日朝5：30にBOXに集合をして奥中の車で白馬の無料駐車場へと向かう。
白馬の駐車場着。天気はいいみたいで雨も降りそうもない、ただ一つ気になるのは車が多いこと八方尾根自体が観光地となっていることもあり相当の人出が予想される。人混みが苦手なのが我々SAC…あまり人が多くありませんようにと願いながらゴンドラへ。
去年同じコースを行ったメンバーからゴンドラは使った方がいいというアドバイスをもらっていたので今回はゴンドラ&リフトを使って上がれるところまで上がっていく。

八方池山荘について驚いた。

とにかく人が多い。

ほとんどが観光客だろうがそれにしても多い。

八方池山荘からは佐々木を先頭にして観光客を追い抜きながら進んでいく。実は佐々木、先頭初体験。


道は木道や大きい石の階段。整備をされていると言えばされているが、逆に歩きにくい。佐々木も歩きにくそうだ。
一時間ほど歩くと八方池第3ケルンに到着。ここから先は登山道になるため、観光客はほぼいなくなる。が、しかし、登山客もそれなりに多いのかここから先に進んで行く人もそれなりに居る。
ここからは先頭を佐々木から菅野、奥中に交代して進んでいく。


順調に進み一時間ほどで扇雪渓まえに到着。扇雪渓自体は巻いて行くが雪渓の目の前が涼しそうだったので雪渓の目の前で一本。雪渓を削ってかき氷として食している集団がいたので「涼しくていいですね」と声をかけてみる。
そこから10分ほど歩いたところに雪が20メートルほど出現。急な坂ではなかったのでキックステップだけで上がっていく。
それからまた一時間ほどで頂上山荘に到着。
今日の行程は短いがここまで。
テン場にてシャツ焼けを解消するため袖をまくって日焼けにいそしんだり、昼寝をしたり、各自思い思いに過ごし18：30には就寝。


二日目　晴れ
3：30　起床
4：30　発
5：35　一本
6：15　２峰南峰直下
7：08　１峰の頭
8：10　２峰北峰
9：04　唐松岳山頂
10：00　テント撤収し出発
11：15　第3ケルン
12：00　八方池山荘


今日は今山行メインの行動になる。
前日の話し合いのもと、佐々木の足の状態に不安があったので当初の予定通り天狗の頭を目指すが無理をしないでいけるところまで行こうという話に、必要最低限の荷物を持ち、あとはテントにデポし出発。
菅野先頭で進んでいると唐松岳への登りの途中で朝日が昇ってきた、今日もいい天気になりそうだ。


しばし景色を楽しむ。
出発から20分ほどで山頂に到着。
そこから本番の不帰へ。


緊張感が心地よく続いていき、足元手元に注意しながらいいペースで進んでいく。途中先行パーティに先頭を譲っていただき進む。



1峰に到着。
佐々木がここまで足をかばいながら進んでいるようだったので、奥中と菅野で話し合いここから引き返すことに
復路は往路ですれ違った人たちを追い抜きながら進む。順調に唐松岳頂上へと到着。
朝は人が多かったのでスルーしたが、今回は展望を楽しむ。
目の前には剣岳が大きく望め、一同思わず「おぉ～」と口々に感想を。


そこから小屋に行って

テントを撤収し下山開始。



下っていく、下っていく、下っていく……

人が多いっ。とにかく人とすれ違いまくる。団体登山客もいたのであろう、大軍とも何度かすれ違った。思うようなペースで進めず途中で何度も止まって道を譲りながら進む。佐々木も足がつらそうだ。

なんとか第3ケルンへと到着。ここで一本取り。佐々木に先頭をいかせて、自分が辛くないペースで進むように言う。しかし佐々木はなぜか走り出す。佐々木曰く、「もうどうやっても足が痛いからなるべく早くおりたかった」そうである。
佐々木が異様に飛ばしたおかげで、すぐに八方池山荘に到着。

そこから行きと同様にゴンドラに乗って下山



今回の山行はとにかく人の多さに驚く山行だった。
さすがはハイシーズンと言ったところ。
でも剣岳を眺め、夏合宿に向けモチーベーションもアップしたのはよかったと思う。

さて、次回はどの山に登ろうか…