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場所:錫杖岳(左方カンテ・3ルンゼルート) メンバー:小平貴則(会3)・土田孝浩(会3)・田中聖(会2) 7月9日 5:00 起床 6:00 出発 7:30 錫杖沢出合 クリヤ沢の渡渉は水嵩が高かったため、靴を脱ぎズボンを膝までまくって渡る。きっと雪解け水が流れているんだろうと、汗だくの体に水を感じ思った。 8:10 岩場取り付きの広場 岩が全体的にビチョ濡れだったため、ルンゼは登れないだろうと判断。予定していた3ルンゼは止め、左方カンテを登ることに。 8:45 クライミング開始 別パーティーがいなかったため、気にすることなく登れる 12:00 上部の核心終了 最後に1ピッチ、フェースが残っていたが、かなり濡れていたし核心を終えたのでそこでクライミングを終えることに 13:45 懸垂下降終了し左方カンテ取り付き 「注文の多い料理店」上を下降していたら、2ピッチ目で登ってくるパーティーに遭遇。邪魔にならないところまで登ってくるのをしばらく待つことに。そのパーティーは京都から来た女性二人組で、二人とも5.12bを登るらしい。負けてられないと思いつつ、リードしてきた女性の愛嬌にキュンときてしまい、素敵だったなあ… 14;45 錫杖岩小屋到着 18:00 就寝 土田が明日は3ルンゼをリードしたいと行ったため、予定していた1ルンゼから3ルンゼに変更。 所感:今シーズン2度目の錫杖であったが、やはり緊張した。 左方カンテは前回も登っていたが、緊張感があったため集中して登れたと感じる。3ピッチ目を前回ルーファイミスで、フェースのハングを左から巻いて怖い思いをした。そのため今回はしっかりルーファイを意識し、ハングを思い切って越えていく。ガバホールドばっかりで快適に登れ、前回とは一変非常に楽しいクライミングであった。ルート全体を知っている分スムーズに登ることができ、考えていたよりクライミング速度は速かったのではないかと感じた。まだナチュプロをセットする際、クラックの大きさを見てどのサイズで決めようか迷ってしまうことがしばしばあるため、一発で的確にセットできるよう経験を積んでいこうと思う。土田と聖は手こずる部分も無く、フォローでガンガンと登ってきたため、全体的に良いリズムで進めた。 7月10日 4:00 起床 快晴! 5:20 出発 5:50 3ルンゼ取り付きに到着 得に迷うことなくたどり着いた 6:00 クライミング開始 土田がリードで行ったが、最初の滝を超える部分で行き詰まり引き返す。結構濡れていたためやりづらそうであった。 6:40 小平とリードを交代し再び再開 確かに出だしの滝は濡れていて悪く、登れるような場所ではなかった。少し下がりしばらく観察。左のフェースから登り滝を横から越えていく形で切り抜けた。 11:40 クライミング終了 最後の核心ピッチで右壁から滝を越えていこうとしたが、左へ移っていく場所を間違え、3ルンゼ終了点コルから30mほど左の植物帯に出てしまい、そこで終了とした。そこから懸垂下降を開始し、どうルート上を下降。ルンゼの下降ということで、ロープの回収不能や落石を警戒し短めのピッチで5回の懸垂で降り切った。 13:20 懸垂を終了し3ルンゼ取り付きに到着 下山まで気は抜けないけど一安心 14:30 岩小屋着 サクッと撤収し下山 16:10 新穂高温泉駐車場着 無事戻ってきたという感じと充実感で満たされていた。この後は恒例となった川への飛び込み!最高でした 所感:3ルンゼは前衛フェースの入門ルートということだったが、取りついてみると核心はかなり緊張した。決して気を抜くことは一瞬も無かったが、核心部を見た瞬間一気に集中力が高まった。まず核心部は右の壁から取り付きトラバース気味に、大きいチョックストーンに乗りあがる。支点も取りにくかったので、一か所ハーケンを打つ。この部分はフォローも絶対に落ちることはできないのでものすごく緊張したようだ。フォローのことも考えできる限り支点をとるようにしたが、いくらあっても足りないという感じでガチャを全部使い切ってしまった。A0もしながらこの部分を突破した。今後もっと余裕を持ちルーファイ能力を上げていこうと感じた。3ルンゼはもう一度リベンジしたいと思った。 全体的に内容の濃いクライミングになったと感じる。クライミング中のルーファイやナチュプロのセット。時間を気にしながらの登攀。3ルンゼでは落石やザイルの回収を考えながらの懸垂。この懸垂は今までには無く,懸垂ルートやピッチの長さなど多くのことを考えた。 3人ともより実践的なクライミングができ、夏合宿に向けて良い一歩が踏めたと思う。ただ自分も含めまだまだな点が多くあるので、日ごろの練習や山行でもっと強くなろうと決心した。
by arayo_arayo
| 2011-07-11 22:28
| クライミング(フリー/アルパイン/アイス
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