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アラヨ! 会1の藪内です。 今回は遠見尾根~五竜岳の山行について書かせていただきます。 まず、メンバーは 会3:加藤穂高 会2:山下耕平、城田 曜子 会1:稲垣翔、前田達樹、藪内鷹 このメンバーで五竜岳に行ってきました。 五竜岳はSACにとって因縁があり、毎年のように挑むも敗退を繰り返しており、“本当に遠見尾根は五竜岳に繋がっているのか”と言われてきました。 その五竜岳に、挑んで参りました! 1月15日(1日目) 9:00:アルプス平駅 11:40:小遠見 14:10:大遠見 15:10:BC 6時にBOXに集合し、爺ヶ岳隊と乗り合わせをし、いざ五竜へ! 爺ヶ岳隊を途中で下ろしたり等で少し遅くなってしまったもののテレキャビンに乗り、入山。 スキー場のゲレンデを越えてからは怒涛のラッセル。 多いところでは腰のあたりまで雪の深さがありました。 ラッセルをひたすら続ける一団。 ラッセルではバカになるぐらいが丁度いい! 苦戦はしたもののモフモフラッセルを楽しみつつ大遠見越えたあたりで一日の行程を終了。 遠見尾根はやはり雪深いですね。 エッセンは鍋でした。 お楽しみが出すぎて、鍋がまさかの食いしごきに…。 食べきれなかったお楽しみのジンギスカンを明日の朝に残しましたが後々ひどいことに・・・ 1月16日(2日目) 5:50:BC 10:30:白岳 11:00:五竜山荘 13:00:五竜岳 14:40:五竜山荘 16:30:BC 2日目。五竜アタックの日。 私たちのテントは朝ラーに昨日食べきれなかったお楽しみのジンギスカンを入れて食べることに。 ジンギスカンの獣臭さとラーメンのスープ(唐揚げ風味)が喧嘩してしまい少々朝ラーとしてはきつい…。 しかも、口臭がジンギスカンの匂いになってしまい、その後の行程でも匂い、しばしば不快になりました。 早朝のラッセルは辛いものです…。 西遠見までまずまずといったペースで進みました。 しかし、それ以降からはラッセルは少なくなってくると思っていましたが普通にラッセル。多いところでは曜子さんの身長ぐらいの雪の壁が立ちはだかりました。 胸ほどある雪の壁に立ち向かう前田。 本当は雪の壁から逃げていたとか・・・。 穂高さんの奮闘により進みましたが、我々の想定以上に時間がかかってしまいました。 五竜山荘にて休憩。 ここでたくさん飲み食いをし、五竜アタックに備えます。 山頂までは夏道のトラバースを使いました。 危険箇所も多く、しっかりとした蹴り込みが肝心でした。 ザレ場も何カ所かあり気の抜けない 三点支持で確実に…。 絶対に落ちることのできない場面です。 不思議なことに山頂直下でまさかのラッセルがありました。 せっかくアイゼンで登っているのにー!!と言いたいところです。 山頂まであと少し!!! メンバーみんなが最高の笑顔で山頂を踏みしめました。 ただ、晴れていれば百点満点なのでしたが…。 下りは登りの半分の時間で下ってしまい、あんなに苦労して登ったのにあっけないものに感じてしまいます。 エッセンはカレーライス。 穂高さんが作っていただいたぺミカンはとてもおいしく、いつもより格別のような気がしました。 1月17日(3日目) 7:00:BC 8:50:中遠見 9:10:アルプス平駅 風もなく雪も降っておらず、天気は上々。 外を見れば朝焼けが広がっていました。 前田君もこの笑顔。 トレースはうっすらと残っており、ラッセルもほとんどなく快調に進みました。 何より天気のいい尾根を歩くのは本当に気持ちいいです。 本当に最高の下山日和でした。 上から五竜岳、鹿島槍ヶ岳、白馬三山。 どれも、きれい!!! 今回の山行では遠見尾根が五竜岳に繋がっていることを確認することができました。 何よりも本当に充実し、満足。そして、最高に楽しかった!!! 次来るときは山頂から立山を見に行きたいです。
by arayo_arayo
| 2016-01-19 19:12
| 積雪期個人山行
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