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あらよ。みずき(ち)です。 3ヶ月以上前の山行記録ですが、遅ればせながらアップさせていただきます。 場所は越後三山、メンバーは内田、穂高、水樹の一年生3名です。 日程 9/20~21 行程 1日目 越後三山森林公園キャンプ場駐車~グシガハナ~越後駒ヶ岳~天狗平 ~檜廊下~中ノ岳 2日目 中ノ岳~御月山~荒山~入道岳~大日岳~八海山・山口登山口 ●1日目 5:30 越後駒ヶ岳・水無川登山口 8:20 グシガハナ 10:10 越後駒ヶ岳 11:40 天狗平 12:50 檜廊下 14:10 中ノ岳(避難小屋) 電車を乗りついで松本から新潟の南魚沼へ。 前夜泊は穂高の実家に泊めてもらい、夕食をご馳走していただきました。 2日目、修学旅行気分でろくに寝れなかった眠さとともに穂高の実家を出発。 穂高のお父さんに車で送っていただき、初の1年生単独登山に心躍らせながら登山口を出発。 1ピッチほど、林道とも呼べぬ平坦な川沿いの悪路を上流に向かって登っていくと、やぶでぼうぼうな越後駒登山口に到着。途中、ひと夏耐えぬいた残雪がおもむろに道の真ん中に転がっていた。新潟やべえぞ…。 登山口からは急登の連続。 わずか2ピッチたらずで何と1200mも標高を稼いだ。 高額のアルバイトの後、駒ヶ岳の支尾根上の小ピーク:グシガハナに着くと大展望が広がっていた。 構図がボ○ギノールのCMに似ていると話題の写真。 グシガハナからはなだらかな尾根歩き。 駒ヶ岳の山頂到着。 途中で登山道整備をしている一団がいて、山上でまさかの交通規制にあう。 山頂はやぶの刈り払われた一角。 スペースが狭く他の登山客もいてあんまりゆっくりできなかった。 山頂からは上越の山並みが一望。 会津の駒ヶ岳もかすかに見えました。 山頂はあまりのんびりせずに早々去り、縦走を続行する。 今日の目的地、中ノ岳は稜線のかなた。 ここからはアップダウンが激しく、整備があまりされてない藪道を進む。 先頭の順番を3人で回し、後ろは先頭が藪と格闘するさまをやさしく見守る。 山の上では後方支援という言葉は存在しません。 険しく草伸び放題の道を経て、じょじょに中ノ岳に近づいていく。 そして中ノ岳山頂付近にある非難小屋に到着。 スペースは一応あるが、われわれのテントで小屋前の広場はほとんど埋まってしまった。 何度か小屋に来ないかというお誘いを受けたが、十分に居心地がよかったのでそのままテント泊。 設営したあとは、うたた寝したり景色を眺めたり、おしゃべりしたりしながらのんびり山の時間を過ごす。 風もなくずっと快晴のままだったので、ホントに快適な時間だった。 非難小屋からみた越後駒。 左手にのびる急峻な尾根が登ってきた尾根で、肩のように少し盛り上がっているピークがグシガハナ。 エッセンは定番のカレーだったが、調子に乗って9皿分のルーを投入したのでめちゃくちゃ濃いカレーが完成した。もちろん辛さも濃縮。辛さでもだえていると、10数人ほどの行者さん一向がやってきて、小屋近くの祠にむかって読経がはじまった。暮れゆく秋の越後三山に、静謐で幽玄なムードが漂った。おごそかな気分になったところで、エッセン道具を片付け身支度を整えてシュラフに潜った。寝るまえに眺めた八海山のむこうに沈んでいく夕日がきれいでした。 ●2日目 5:40 中ノ岳 7:20 御月山 10:45 荒山 12:05 入道岳 13:00 大日岳 17:10 八海山・山口登山口 2日目の朝は若干風があった。小屋から少し行ったところにある山頂で朝焼けを拝む。 神戸からきたというおばさんと少しお喋りして、テントを撤収するため広場に戻った。 このおばさん、60歳はとうに超えているのに、その夏に北アルプスのほぼ全山縦走したと自慢していた。 それは素直にすごい! 荒沢岳の後ろからどんどん日が昇っていく。 中ノ岳~八海山の区間がかなり道が悪かった。 特に中ノ岳からの下りは小さな沢と登山道が入り混じってて、気づくと沢の方に入りこんでいた。 登山道ではない急な草原を手を突きながら登っていくと、御月山に到着。 ここから見た駒ヶ岳がアルプスの山っぽい迫力でカッコいい。 あいかわらず整備されてなく、かつ険しい道を進む。 下の見えない鎖場が何度も登場し、越後三山のあなどれなさを噛みしめる。オカメノゾキという最低コルまでくだる頃には、中ノ岳で2000mあった標高は、1200mまでダウンしていた。これ、アルプスで言うところのキレットですよね…。 稜線の両側の谷には残雪が。それも結構な量。 稜線の途中の出っ張った岩場でタイタニックをする二人。 これを撮るためいい角度に回りこもうとして崖から落ちかけた私。しゃれにならんで…。 オカメノゾキから八海山の登り返しはきつかった。 この写真がそれを伝えてます。 三人ともヘロヘロになって八海山の一峰である入道岳に着いたのが12:00ちょうどでした。 八海山の稜線はなかなか岩々しており、けっこう急な岩場が続いていた。 岩をみると興奮しちゃうSACの猿3人は、覚えたてのクライミングを披露。 八海山最高峰、大日岳到着。 最後の難関を越えていい笑顔のうっちーと穂高。 雲行きも怪しくなってきたので早めに下山しましょ。 越後駒からずっと一緒に縦走してきた行者さん。 足袋と束帯というスタイルであの険しい道のりを突破してきたのは凄い! 間違いなく山のエキスパートですね。 メーカー物のザックがちょっと不釣合い。 八海山から降り口を探すのに1時間を費やしてしまった。 先頭を歩いていたのは自分だったのでほんとに反省してます。 樹林の登山道をひたすら下る。湧き水が出てきたのでのこり1ピッチのところでザックを降ろして盛大に休憩。これも1年生だから成しえたワザ。 早朝に動きはじめ、薄暗くなり始めた夕方に下山完了! 12時間行動になるとは、最初はまったく予想していなかった。 やるな越後三山。 1年生縦走を無事終えたことで満足感に浸る面々。 この晩も穂高のご両親から美味しい夕食をふるまっていただいた。 トマトの豚肉巻きや魚沼産の米最高においしかったです。 ありがとうございました。 この日の夜は早めに就寝。次の日バイトがあったので、もっと新潟で遊びたい気持ちは我慢した。 次の日朝。 松本に帰るまえに、穂高の実家の前で八海山をバックに記念撮影。 こんな大自然の中で育ったなんて羨ましすぎだろ! かなり充実していた越後三山縦走。 もっとアップしたい写真はいっぱいあったけど、半分ほどは割愛しました。 アルプスばかりが山にあらず。日本全国には素晴らしい山が星の数ほどあります。 この大学4年間で、そのうちのほんのわずかでもいいので、その頂に立っていきたいと思います。 まずは全国駒ヶ岳制覇だね。 最後に、この計画を立ててくれた穂高、どうもありがと。
by arayo_arayo
| 2014-02-01 02:31
| 無雪期個人山行
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Comments(2)
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