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アラヨ! ムーです。 夏合宿から帰ってきました。 8月上旬~中旬、SACの2年生・1年生は10日前後の縦走へ出かけていました。 この時北アや南アにいた人は、でかいザックを背負い、時には臭気を発する3~4人の若者を目撃したのではないでしょうか。 おそらくそれは僕たちです。 その中の一隊「一年生殺し・南ア縦走隊(仮称)」の様子をお伝えします。 ※一年生殺し とは? 予備日を全部使ってしまうと、次の日から夏縦走の準備が始まってしまい、超ハードになることからつけられた名前。予備日を使わなければ別に普通。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山域 南アルプス(光岳~鳳凰)北沢峠で途中下山 メンバー(敬称略) 片野(会2) 上木(1) 菊池(1) 山行日程 2013.8.9~8.23(実働12日・予備日3日)の予定だったが、8.17エスケープ(途中下山) 0日目 松本-飯田駅-易老渡 1日目 易老渡-易老岳-光岳小屋⇔光岳(ピストン) 2日目 光岳小屋-上河内岳-聖平小屋 3日目 聖平小屋-百間洞山の家 4日目 百間洞山の家-荒川小屋 5日目 荒川小屋-三伏峠小屋 6日目 三伏峠小屋-塩見岳-熊ノ平小屋 7日目 熊ノ平小屋-間ノ岳-北岳-両俣小屋 8日目 両俣小屋にて沈殿 9日目 両俣小屋-仙丈ケ岳-北沢峠 (途中下山) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 第 0日目 松本駅から飯田駅へ。これがとても長い。 車中にて、岳(上木)。 飯田駅からタクシーで易老渡へ。 通行制限(時間)あり。 易老渡の駐車場でテン泊。暑かったので僕と岳は外で寝ることにする(写真左)。 しかし、問題発生。 蚊がとても多い。どちらともなく「テント入るか・・・」 第 1日目 易老岳への道、最初の2~3時間が地獄となる。 吐き気が強い。他の2人もきつかったらしい。 はあはあしながら歩を進める。 とにかく長かった。気分もパっとしない。この日の前半はきつかった。 しかし、後半。 長い樹林帯を越え、光岳に近づくと草原に。 空は青空、気分上々。 光岳小屋到着。 我らがテント「クラゲテン」 フライに書された魂の字がトレードマーク。 覚えていてくれた早稲田の人、ありがとう。 荷物を置いて、軽やかに山頂へ。 エッセンの時間までの自由時間、思い思いに過ごす。 僕は蝶を追いかける。 エルタテハ Nymphalis vaualbum クモマベニヒカゲ Erebia ligea 登山者の汗に含まれる、水分やミネラル分を求めて飛んでくる。 光岳小屋周辺ではクマが多く目撃されるらしい。 そんな話を聞いて内心ウキウキしていたら、水を汲みから帰ってきた岳が「クマに会った」。 (光岳小屋の水場は離れている) それまでは「ツキノワグマなんてちっちゃいじゃないすか」なんて言っていたのに、あの時の岳には衝撃とか興奮とかが溢れていた。気がする。 これが野生生物の力、僕を惹き付けて離さないものなんだろうな。 夜はシカが鳴く。南アはシカが多い。 そんなことを考えつつ眠る。 第 2日目 今日も良い天気。奥に見えるは上河内岳。 一年生二人。 聖平小屋でフルーツポンチをごちそうになる。みかんシロップ漬けがうまい。 夜は星空が最高。 この日はテン場ライフを満喫していました。 第 3日目 朝、流星が一つ二つ。 そういえばペルセウス座流星群の頃。 そういえば去年も流星群を見ていた。 山の星空だから、今年の星空は格段に星が多い。 でもぼんやりとはしてられない。SACの朝は忙しいのです。 ゆっくり星空を眺める星空山行したいな。 しばらくすると、星空は薄れて、大きな聖岳が姿を現す。 今日は標高3000mまで登る。とにかく登る。 今日も晴れ。日光がキツイ。メンバーの体調に影響する。 僕はとにかく直射日光を浴びないように、長袖と手ぬぐい・日焼け止めとリップクリームをフル稼働させた。 特に気を付けたのは耳。 耳が焼けるとすぐパワーダウンしてしまう。(と思っている) 下の写真のように、手ぬぐいで耳も覆っている。 「あれ?光岳で帽子かぶってなかったっけ」と思った人もいるでしょう(いないか)。 実は、このとき帽子はガッシャ―の奥底に入っていて、行方不明状態になっていました。 僕はてっきり落としたものだと思って、この後最後まで手ぬぐいを被ることになりました・・・ 本日の宿泊場所 百間洞山の家には小さな流れがある。 第 4日目 本日のメインは赤石岳。次々と有名ドコロを踏んでゆく。 1年生の疲れが見え隠れしていたこともあって、 予定していた高山裏避難小屋ではなく、近くにある荒川小屋でレスト。 小屋の庇下で昼寝。以外にも寒い。でも直射日光はもっとキツイ。 防寒着を着てしまう。 寝ながら登山者を眺める。 昨日も会った人、どこかの大学生、かわいいおばさん・おじさんetc.. とにかくみんなぴちぴちタイツを穿いている。山ってセクスィー。 マツムシソウ咲く荒川小屋。マツムシソウは高原に良く似合う。 第 5日目 日が昇る前に前荒川岳へ(悪沢岳には行かなかった)。 山頂で朝を迎える。 今日も晴れ晴れ。 荒川大崩落地のすぐ上を歩く。崩れたら何メートル落ちるのだろうか、とにかく死んでしまうだろう。 こんな場所はサッサと通過してしまいたいものだ。 サッサと通過して、小河内岳。 烏帽子岳のあたりで僕の膝が痛み始める(後日、腸脛靭帯炎と診断される)。 登りは問題なかったものの、下りで痛みが増し、明らかに足置きがおかしくなる。 やっとのことで三伏峠に到着。 ここで下山になったら、何やってんだ自分。不安で、悔しくて仕方なかった。 湿布を貼って安静にするしか出来なかった。 (実は正しい対応だった) 第 6日目 膝の違和感は消えなかった。 途中で歩きが明らかにおかしくなったので、荷物を持ってもらう。 膝への負担が減ったためか、歩きやすくなった。 今日はSACもう一つの南ア隊、「家庭訪問隊」と出会う予定の日(家庭訪問隊は北から入山している)。 樹林帯を抜けたあたりから探し始める。 目を凝らすと・・・ 塩見岳手前で、北側稜線上に大きめの人影を発見。小さくアラヨコールも聞こえる。 塩見岳山頂で会うことができそうだ。どっちが先につくだろうか。 結果・・・ 我々が先でした。 そして、山頂で喜びの再会。 己の足と山が、一瞬の出会いへと導く。 長い長い稜線を歩いて、今日の泊りは熊ノ平小屋。 ここにはくまモンモドキのキャラクターがいる。 長い道のりだったけど、膝も回復傾向に。 明日も長いぞ 頑張ろう。 第 7日目 三峰岳を望む朝。体調もそこそこ良い。 間ノ岳・北岳と、でっかい山が待っている。 北岳。 北岳山荘のトイレは実にSFチックだと思う。山よりも宇宙ステーションにある方が似合う。 今日は両俣小屋へ下る。登ったら下りなければいけない。 6日間コツコツ稼いできた高度を一気に落とす。 快適とは言い難い道をひたすら降りる。 沢に降りたら雷雨混じりになる。道があるんだか無いんだかわかんない。 精神力を試される場面。 僕はメンタルをボコボコにされました。 両俣小屋によると、この道は通行止めだったらしい。 第 8日目 事情により沈殿となる。 第 9日目 今日は仙丈ケ岳へと向かう。 尾根に出て、同じような景色の道(樹林帯)をゆく。 そして仙丈ケ岳。電池の都合で山頂の写真しかない。 一年生の体調に不安があったため、北沢峠から下山。 バスで寿司詰め。 初めての長期?縦走は天気も良く、楽しかった。 大きな荷物を持って、何日も食う・寝る・歩くだけ というのが自分に合っているのかもしれません。 最後に、 「歩き続ければ着く」 -縦走中に3人で共有した(たぶん)言葉。大切にします。 2013.10.10 ムー
by arayo_arayo
| 2013-09-01 18:07
| 無雪期個人山行
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